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明日は能『頼政』

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五月二十六日
鐵仙会能楽研修所
午後六時半開演
能『頼政』
シテ小早川修

メール案内
tessen@jade.dti.ne.jp


能『頼政』は雄壮な合戦の語り物と仕方話が、何よりも後場の見せ場である。
確かに、『平家物語』に沿った描写なのだか…問題なのは、世阿彌作の修羅能に多く散見する手法、シテの一人二役という技法なのだ。
そう…能『頼政』雄壮な型どころは、寄せ手の足利忠綱を描いたシーンであり、その侍大将振りが『格好良い』のである

……忠綱。兵(つわもの)を。下知して曰く。
水乃逆巻く所をば、岩ありと知るべし。
弱き馬をば下手に立てて、強きに水を防がせよ。
流れん武者には弓筈(ゆはず)を取らせ、互いに力を合わすべしと、唯一人の下知によって…

この宇治川の渡河戦を描写した謡は、ほぼ一字半拍の強い調子に乗せて謡われる。
なるほど、絵になるし(写真にも)…。

作品研究的に、あるいは演劇として他方に様々な解釈が存在するだろうし、意見もある。
けれども、型を抑えるという点においては『忠綱を演じる頼政の幽霊』…が、肝要なのだ。
そこに、娯楽としての修羅能『頼政』の楽しみ方と眼目があるのではないか…と思う。

日本人の修羅道とは。

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昨夜の日韓戦完敗であったようだ。

テレビも見ず、明かりの無い部屋で雨音を聞きながら日本酒飲んでいた。

よく耳にするのが…勝てないまでも負けない試合…という意味の不明な言葉だ。

劣勢という事は耳にしている。ならば、応援しようと熱が入る…頑張れ日本!

だが…岡田監督は進退伺いを出すのか。
それは、一人の男が決める意志だから尊重すべきだが、残念ながら今は違う。

辞しても、解決にはならない。

岡田監督の責任とは…今のチームを率いて欧州勢と戦う事だ。
完膚無きまでに、玉砕するかも知れぬ。
だが、その敗北こそ次の糧であり、日本サッカーの可能性なのだ。

戦いの帰趨とは、時の運などでは決してない。

全ては人間がする事なのだ。
各々が責任を果たしてゆく決然とした意志の支え、だと私は思う。
敗北する事…それも素晴らしい成果だと言えるくらい戦うべきなのだ。

師匠と能『頼政』

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月曜日は、舞台や能など演劇関連は休日となる場合が多い。
伴って私もオフ日である。

以前は、この日に『お稽古日』が入っていた。学生以来、継続して謡と仕舞の稽古を、観世流シテ方小早川修師に指導をたまわってきた。

ところが、昨年の秋に私は能『羽衣』を舞った後…心身の緊張が『ふっつり…』と切れて頸椎を痛めて激痛に苦しみ、この半年は稽古を中断した。

これだけ稽古を休んだのは全く記憶がない。


で…不出来な弟子は、師範の能『頼政』番宣を再度書き込むのだ。

五月二十六日
鐵仙会能楽研修所
午後六時半開演
能『頼政』
シテ小早川修
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能実技を趣味とする能楽写真家は私のほかにも数人はいるらしい。
始めた理由は様々とは思うが、結果は『能に魅せられた』…のであろう。

たとえ簡単な仕舞でも、謡と舞いを合わせる事で意味をなす。
そこに能の一部を舞うだけでも、予想外の楽しさがあった。

…平家物語より作品化された能『頼政』は、初心者にも平易な内容であると思う。
また能『頼政』は面は専用面、装束も特徴があって、かの伝徳川家康着用兜にも『頼政頭巾』を模した品があり、一説では関ヶ原、大阪の陣で使われたとか…ないとか…家康自身が能の愛好者であった伝わる事が頷ける。

興味ある方は是非。

見なくては何事も始まりません。