HOODのブログ -525ページ目

源三位

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納品の仕上がりが七時以降…出発予定が狂う。

仕方ない。


部屋に帰り、洗濯などをする。
明日の機材点検、衣服の用意など…。
思えば、先月はマニュアルカメラを一度しか使用していなかった。

しかも先日、初めてデジタル一眼を試用する。
その画像を見て、やはり時代の流れを痛感した。

否応もなく、是非もない。

フィルムが無くなれば、私を育ててくれたカメラも粗大ゴミだ。
フィルムはなくならない…という意見もあるが、代理店と関係のある先輩方に言わせると…時間の問題…とか。

ただ悲しい。

アルバイトして買ったカメラや両親から贈られた機材もある。写真機材としては僅かな数本のレンズと台数しかないが、数年後には使えなくなるのか。

稽古というもの

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能『船橋』にむけての舞台稽古を撮影依頼され、宝生能楽堂。
シテの浅見慈一師の補助で、ビデオを回します。

能楽師の稽古というものは、以前のブログにも書きましたが…ある意味で、非常に孤独な作業です。

自己研鑽しか手段がない…そこに独特の世界観があると思います。

能の『申し合わせ』という名のリハーサルは、あくまで『申し合わせ』であって稽古やゲネとも異なる…ですから、シテ方に限らず能楽師という方々は、一人で研鑽する時間が長いと感じます。

アドバイス

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昨日、納品の際に頂いた能楽師の方より、私へのアドバイスを一つ紹介。

能は『実盛』
シテ清水寛二
下は私が気に入っている一枚…しかし、本人によれば左腕が勢いで延びすぎて良くない…。

上は、正面に見込んだ型…動きはないが、『…らしい空気がある…』で、舞い手が選ばれた一枚。

撮影者と演者の意識差は、時に大きな隔たりを生む。
その差を、生かすも殺すも…また、写真の奥深さである。

次に、この能楽師の方が再度『実盛』を舞われるかは不明でなのだ。
能とは、それほどに一期一会の舞台である…見る側にも、そういう瞬間を慈しむ心があって良い。


写真の掲載はシテ本人より使用許可を頂いております。