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能から学ぶ。『位』のかたち。

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仕舞『邯鄲』若松健史

どんな場合でも誠実に舞台を勤める。
手を抜かず、今まで積み上げた事を丁寧に実演してゆく。

しかし、それが経験上で一番難しいのだ。
誰もが、自分の能力を高めた処に求めたい、世の中は成果主義で溢れているのだから…地味な仕事で一生を埋没したくはない。

恣意的に、都合主義で小さな仕事を軽く扱い、日々はぞんざいに終始して忘れてしまう。

そんな愚かさを戒め、身をもって教示してくれたのが先月に最後の仕舞『邯鄲』を舞われた観世流能楽師若松健史師であった。

今更、あの日の舞台を、私が述べる必要もないのだが、あの舞う姿こそ人生の『手本』の一つにしたいと心から思った。

正しく舞う、その主題の『位』を正しく描くこと。
それは永遠の真円であり、絶対の三角形でもある。

まもなく、私も老境に入る。老残というに相応しいであろう。それは、もの凄く汚らしく惨めかも知れない。鏡に映るように姿は美しいと思いたいが、何も見えなくても、その様を背負って誠実に生きる事が大切なのだ。

怠惰な日々に、私は今日の言葉を忘れてしまうかも知れない。実際、私は能に関しては素人だし、一応は舞台写真家と言えども微々たる存在だ。

それでも、『誠実に勤める』というあり方を思い出せるようにと願う。

一日の中で、一瞬でも良いのだ。

スタンド

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ようやく帰宅。
深夜なので物音立てずに調理をする。
電子レンジはジャガイモを、パスタは鍋で茹でて出来合いのソースに絡めて…インカ風パスタの完成。
インカの祈り、という種類の芋で、ゆえにインカ風だ。

サラダ大根は軽くワインビネガーで揉んで、付け合わせ。

明日も早朝には出かける。

フォォォ。

最近『ジョジョ立ち』という妙なポーズ、手足が長い欧米人なら似合いそうだが…やってみても、スタンドの欠片すら出ない。
空しく『キラークィーン!』と心の中で叫んでみた。

別に壊れてはいない。
フォォォ…。

南田是也作品展

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11月1日~29日まで
益子在住の陶芸家であり、造形作家の『南田是也作品展』宇都宮市内街ごとギャラリー。
宇都宮方面に機会がある方、お近くの方は是非ご覧ください。

豊満な女性のユーモラスとウィットに富んだ表情のテラコッタ裸像。
アーチストとして表現された作品群は時に強い皮肉と言葉を見る者へ投げかける。
それは今まで積み重ねてきた陶芸作家としての功績よりも、むしろ南田氏の本質かも知れぬ。

都内でも幾度なく個展を主催しているが、今回は地元にて。

…造形作家南田是也→なんだこりゃ、とも読ませます。
なお、益子焼陶芸家としての氏は、すでに本名をもって周知の方である。