三日坊主だろうけど。
療養という名目の冬休み、あるいは単に部屋に引きこり。
例によって三日坊主で終わるのかと思いながら、今日一日『般若心経』関連の本を読む。
三日坊主でも『般若心経』は、おそらく叔父が甥の私に紹介してくれた最後の世界となるのだろう。
読んでゆくと『無所得』という言葉があった。
…得る所無きゆえに、心にとらわれるものがない。とらわれもないから恐れもない。
まだ私には、なにやら難しい。
明日の仕事や成功を思い、人より上手になりたいと願う。
俺の方が人よりも上手いと人に言いたい…仕事の失敗は恥だと思う。
そういう気持ちを脱した心の境遇を言うものか。
しかし、だからと言って悟りを持つ必要はないようだ。
私が悟るとすれば、それは天命であろうし、また無駄に天寿を費やして終わったとしても、それは天命の一つなのだ。


