アイドルを楽しみ、菩提心を学ぶ
明日の月夜はブルームーンと呼ぶらしい。そういう月があるのを初めて知った。各地で、月の夜空を見上げる人は多いと思う。
大多数が一つの対象を眺めて、それぞれの感慨を持つ。
花鳥風月とは本来そういう趣であり、その心根に貴賎は問わない。
古来、人々は月光の中に煩悩を知り菩提を得た。月光は人に何も強制をしない。しかし、確かに月光には救済があり、人を魅了する美しさがある。
菩提心を言葉だけで語ろうとすれば、必ず破綻するものだ。
ときに救済を求めて、宗教や政治家に熱狂する人々がいる。『あの人は間違った事は言っていないでしょ!』と、外部へ強烈な同調圧力を促してくる。
それは私が時折アイドルに寄せる心情に酷似していると思う。
番組録画した彼女達を見て、軽く熱さを感じながら歌やステージを楽しむ。アイドルの楽しさとは『パーフェクトな二元論』につきるのだ。
私はそこに快楽を得て…つまり居心地がよいのだ。言い換えれば、つかの間の救済でもある。
天下国家を声高に叫んでも、心に怒りや憎悪の装置を作るだけで、短い人生には無駄な作業だ。
私はアイドル万歳!と叫んだ方が誰も傷つけないし、人生も少し気楽になると信じているだけなのだ…。


