原子力廃棄物を考える旅(松田美夜子)
グッド・ワークです!
リサ「私たちは、フィンランドの国内の岩盤の調査を一九八三年から始め、全国で百サイトが調査の候補となりました。その中から一九八七年に、五つの候補サイトを選定しました。
選定の条件として、地質上問題がない、地震が少ない、活断層がない、人口密度が小さい、原子力発電所から遠くない、自然保護地区でないなどを基準としました。
中略
この三ヵ所はすべて岩盤の年代が異なります。ヨグモは三十億年前、アーネコスキは二十億年前、ヨーラヨキは十八億年前の岩盤です。
・・・・原子力廃棄物は、ニッポンにおいては、地層処分すると決まっているそう!
前提が間違っています!
ニッポンには、地層処分に適した場所が無い!だって、地震が少ない場所なんて、ニッポンにあるのでしょうか!?
電気のごみの行方について勉強を始めたばかりの私。難しいことはわかりそうにない。しかし、今までの体験を通して「現地に行くと考えが整理できる」という自信がある。だから「きちんと知りたい時は現地に行く」ことになる。思い切って委員会事務局の担当者にプランを打ち明けた。
「費用は自分で出します。アポイントをお願いできますか」
・・・・松田美夜子氏は、内閣府「原子力委員会の専門委員だったそう!ゴミのリサイクルの専門家だったので!
シロウトだったので、実際に、スウェーデン、スイス、フランス、ドイツ、フィンランドの、原子力関係の施設を見て来ています!それも”自費”で!!!
ということで、この”良書”が出たワケですが、Tokyoの書店においては、さっぱり見かけません。。。。
一番、原子力関係の書を並べていると思われる、池袋のジュンク堂書店でさえ!
原子力発電所は止めることは出来ますが、原子力廃棄物は、”止める”ことは出来ません!
書店員と、出版社の奮起をお願いします!
西の善き魔女 4(荻原規子)
群の蹴立てるとどろきが、地響きのように伝わってきた。頑丈なはずの塁壁がふるえる。フィリエルたちは夢中で足場を下り、兵士にならって半ばから飛び降り、よろめきながら片側の茂みに向かって走った。
一瞬遅ければ、どうなっていたかわからなかった。すさまじい音とともに木っ端がはじけ飛んだ。人の背丈の三倍に積み上げた障壁であってもパニックになった竜の体当たりにはかなわない。太い丸太でさえ宙を飛び、ころがって、そばの木立をなぎ倒した。さらには、何もかも踏みつぶす勢いで群れなす竜が通り過ぎる。
・・・・4巻目の舞台は、辺境!
もう少し、SFテイストが欲しいな!と思いきや、やはり出てきました!
まさにトオル好みのファンタジーです!
西の善き魔女 3(荻原規子)
ひたすら泣いて待っていても、フィリエルを助けてくれる人も情報も、とうとう見つけることができなかった。それなら、いつまでも現実を目をそむけてもしかたないと、ついに思ったのだ。
(・・・・・・どんなに悔やんだって、起きたことはもとに戻らない。ルーンがいないことを、きちんと納得して、これからのあたしにできることを、考えなくてはならない・・・・・・)
そう考えたが、それで元気が出たわかではなかった。こなごなに砕けた世界を、もう一度かけらから組みなおすほどのたいぎさを感じた。どれほど自分の世界の根底にルーンがいたか、失って初めてわかるものだった。
・・・・3巻目の舞台は、王宮!
こなごなに砕けた世界を組み立てるには、計画と、”実行”が必要!
”保身”じゃダメです!


