起こってからでは遅いのよ | 院長のよもやま話

院長のよもやま話

1971年生まれの小児科開業医の独り言です。
明日もいいことありますように。

警戒アラーム「高齢者等避難」、

夜ひどかったのかしら?

 

校医してる小学校の学校保健委員会、あり。

コロナを理由に昨年度までは開催されていなかった。

3年ぶりか4年ぶりの開催。

PTA主催みたいで、以前は学年の保健委員の保護者の方も

出席されていましたが、

PTAで係の廃止があった?、今回は会長さんのみ出席。

月曜体調不良で保健室の利用率が高いとか、

齲歯の子の割合が高いとか、は以前からの検討項目にもあった。

体は昨日と同じリズムで動こうとするので、

週末、10時まで寝てた子が、月曜7時に起きると、

そら、しんどい→保健室利用、となる。

まぁこれは仕方ないのかしら・・・

齲歯は前年度に齲歯を指摘された子が、歯科受診せず、

今年度も齲歯を指摘、新しく齲歯になった子も加えて

累積で割合が上がってる感じ。

乳歯ならいいけど、永久歯はねぇ・・・

早めの歯科受診を。

残念だったのは栄養士さんからの報告。

私、知りませんでしたが、各学校の給食の食材は

文科省(?)が決めたルールに従って、栄養士さんが

選ぶことが出来るそうです。

「ピスタチオなどのナッツ類でのアナフィラキシーの報告が

 増えてますので、給食の食材から外してくれませんか?」

とお願いしたら。

「種子類(ゴマ、ナッツ類、他)を一定の割合で入れないと

 いけない。ピーナッツは(死亡事故があったので)除外

 されているんですが、ゴマだけでは足らないので・・・」

と言うお返事でした。

わざわざ、給食でピスタチオ食べなくても栄養バランスは

保てると思いますが、国の方針で単独では出来ないとのこと。

ウズラの卵はこの前窒息事例があったので中止したそうです。

事故が起こらないと変えられない、みたい、へんな話。

事件にならないと警察は動けません、と同じかしら、

行政、何とかならないかしらねぇ。

 

週明けから7月、一番好きな月かしら。