【更新】東海道いよいよゴール
東海道５３次をすべて歩く旅。
２０１０年４月。お江戸日本橋をスタートして５００ｋｍ歩きました。
２０１８年秋。やっとやっと、京都三条大橋にゴールします。
ゴールは
11/24(土） １４時から１５時くらいを目標に。
随時、ここにUPしたいと思っています。
集大成なんで、のんびり歩きます。
あ～。終わりですよ。終わり。。。
ゴールの前に、いままでの振り返りです。
３１日目 東海道 御油宿→赤坂宿→藤川宿
３２日目 東海道 藤川宿→岡崎宿
３３日目・３４日目 東海道 岡崎宿 →池鯉鮒宿
４２日目 東海道 坂下宿 → 鈴鹿峠 → 土山宿
４３日目 東海道 土山宿 → 水口宿
４６日目・４７日目 東海道 草津宿 → 大津宿
歩いた日：２０１８年10月５日（金）‐10月６日（土）
天気： 
→ 
→
→ くもりのち雨のち一旦晴れたけどまた雨
歩いた距離：１7．０ｋｍ
前日 石部宿 → 草津宿 の様子はこちら
いままでの全記録はこちら
⇒ 東海道まとめ
今回は台風の影響もあり、久しぶりに土砂降りの中の旅でした。
街道歩きは「雨もまた自然」と言いますが、さすがに参った・・・。
現地着が夕方だったんで、街道歩き初の夕方スタートです。
スタートはもちろん草津宿の追分マンホールから。
東海道は京へ向かいます。
写真は明るいけど、実は結構暗い・・・。
人もいないし、草津宿本陣も閉店。
立木神社
１２５０年あまり前からある古社で、由緒ある神社だそう。
中に入ると何かを感じる、まさにパワースポットという感じです。
もっとゆっくり見たかったけど、先を急ぎます。
ここの和菓子、手作り感満載で、おいしそうだったのですが、
日が暮れてきたので断念。だれか寄った人レポートください。
草津川を渡ります。
夜の街道もなんかいいです。曲者が出そうだけど。
そして、矢倉立場を通過～。
真っ暗になっちゃって、どこをゴールにしようかと、思っていたら、
目の前に どーん
と一里塚の看板
こんなに目立つ一里塚の看板は甲州街道、中山道、東海道を歩いてて、
初めてです。
野路の一里塚。
日本橋から１２０里。ここまで歩いてきましたよ。
ちょうどよいので初日はここまで。
一夜明けて・・・翌朝。
野路の一里塚からスタート。
昨夜は暗くてわからなかったけど、いきなり、旧東海道は分断されて、
向こう側に渡らないと。
毎度おなじみ東海道案内板。
ここで、雨が ポツリポツリと。
ついに本降りに。傘も役に立たなくなってきたので、雨宿り。
たぶん街道歩き最後になるであろう、久しぶりのj自分撮り。
おーっ これは。
中山道を京から歩いた時にも寄った、うばが尻地蔵さん。
１０年ぶりの再会です。
このあたりのお地蔵さんは顔を白くお化粧されていて、風雨からも
守られ、地元の方々に大切にされているのです。
野路萩の玉川
この辺りは平安期から鎌倉時代に宿場として栄え、日本六玉川の一つとして、
景勝地としても有名だったそうです。
こちらも昔の景勝地であったであろう、弁天池
池の真ん中に弁財天があるので、橋を渡ってみました。
これがほんとの お手洗い
東海道 狼川 あー。また雨ががが・・
・。
すごい土砂降りになり、あずまやに避難です。
旅人のための、あずまや ほんとに助かりました。
ここで１時間ほど、ボーっと、過ごします。
これまた、晴れてきました。 なんだこの天気
東海道 立場跡
大萱一里塚
江戸からたくさんの一里塚を通ってきましたが、どうやら、ここが、最後の
一里塚碑らしいです。
もうすぐゴール。 んー。感慨深いです。
祈 安全火車往来 の道標です。
向かうはゴール 三条大橋まで５里余り（約２０ｋｍ）です。
本日のベストなツーショット。とびたくんとくまモン。
なんか、旧東海道は車で大渋滞なんですけど。
このへんの旧道はあっち、こっち、忙しいです。
よく見てないと、迷います。
おーぉーっ。
この巨大たぬきさんも１０年ぶりの再会だー。
老舗のたにしあめ屋さん。
瀬田の唐橋に到着。
この橋は日本書紀にも記述がみられ、歴史上でも重要な役割をもつ橋です。
東側から京都側に、琵琶湖をどのように渡るか。軍事的にも重要なもので、
「唐橋を制する物は天下を制す」と言われ、
「急がばまわれ」の由来ともなった橋です。
さーて、渡りましょう。
日本の道１００選にもなっています。
渡ると、雰囲気はますます京に近づいてきた感じになります。
瓦の専門店さん。 なかなか見られないものがいっぱい。
（左）鬼瓦。高さ約２ｍ 立派すぎ。 （右）東大寺 金堂の瓦
石山の商店街に入ります。
私はここでぜひ寄りたい場所がありました。
あったーッ
１０年前、京都から中山道を出発して、立ち寄った、こうちゃん食堂。
ありましたよ、ありました。 もちろん ひるごはんはこちらで。
おかみさんも、お元気で、中山道で江戸へ行って、東海道で戻ってきた
ことをお話しすると、とても喜んでくれました。
昔ながらの食堂はここ１件しか残ってないそうで、街道の旅人はぜひ利用してほしいです。
当時のレポートは以下リンクをどうぞ。
先に進みましょう。
このへんの旧東海道は工場のわきを進みます。
半導体のルネサスの事業所になってました。昔は違ったような・・・。
京阪電車も萌え系かお好き？
この地域は善所（ぜせ）といいます。
日本橋の広重の絵がありました。 長らく歩いてきた旅人を和ませます。
あちこちのお店に順々に東海道の各宿場の絵が飾ってあります。
おーっ。これは
またまた、見つけました。
ばったん床机 て氏が座ったものとみられますが、１０年前のレポート見ると、
まったく同じ場所のばったん床机の写真を今回も撮ってました。
なんか、懐かしく、ウキウキしながら先に進みます。
クネクネ感がたまらない桝形。
今風に言うと、シケイン。バイクがいい感じで入ってきます。
いい句です。とびたくんのマネするな。（笑）
ここはよらないと。
義仲寺です。 こちらも１０年ぶりに来ました。
また、雨が土砂降りに・・・・。
こちら、松尾芭蕉のお墓です。
長らく街道歩きをしていると、あちこちで芭蕉の句碑をみつけました。
いままで、事故なく、旅をしてこれたことに感謝してお参りです。
あちこちに芭蕉の句碑もあり、日本庭園もきれいです。
これ、芭蕉の花です。（ちょっと元気な時期は過ぎているそうですが。）
芭蕉の花があるなんて、初めて知りビックリ
義仲寺で、雨宿りがてら、おかみさんと１時間くらい話をして、
雨が止んだんで、先にすすみます。
いよいよ、大津宿の中心部に入ります。
お～。 １０年ぶりの滋賀県庁
ちょうど、大津祭りの前日で、曳山に出会いました。
やっぱり、宿場の祭りはいいです。
曳山って、上に乗るのに、建物の２階から橋をかけて乗り移るんですって。
２階から曳山に橋が架かってる写真。
懐かしいなぁ。
路面電車道路に出ました。
そして・・・。
東海道５３次 ５３番目の宿場 大津宿の本陣に到着です。
いま思えば、１０年前の２００８年２月。中山道を京都からスタートした時、
大変な大雪でした。車も路面電車も立ち往生で大混乱。
もう一回、当時の模様。 ↓↓↓
江戸を出発してから約５００ｋｍ歩きました。
次回、やっと、やっと、やっと、京都三条大橋に ゴールです。
ゴールは１１月あたりにしようかな。。
ゴールの日は事前にここに書きたいと思います。
今回はここまで。