ボクは突然飼い主を失い
行きついた先で
処分場に棄てられた犬でした
静岡県・保健所収容犬
■1月15日（日）9～12時
雑貨･衣料品☆フリマ
＠富士市中央公園
■1月21日（日）10～13時
保護犬の会＆犬GOODSフリマ
＠犬と泊まれるお宿in伊豆長岡・八の坊
（静岡県伊豆の国市長岡1056-1）
静岡県・保健所収容犬
■イベント情報
2023年1月21日（日）10～13時
保護犬の会＆医療費フリマ
＠犬と泊まれるお宿in伊豆長岡、八の坊
昨日書いていた記事です
今日は先端医療センターに来ています
待合時間にポチポチとスマホで
記事の続きを書いています
かなり遡ります
10月のはじめ
殺処分場職員さんより
保護依頼がありました
普通に扱えない犬
（噛みつき、問題犬、疾病犬）は
なぜか市外の個人ボラ
GO！へ保護依頼がきます
飼い主がいなくなり
その息子が連れてきた犬
ということでした
老人とずっと暮らしてきた犬
飼い主を慕い
飼い主だけを頼り生きてきた犬が
突然、ホイっと知らない場所
飼い主はいない
生活スタイルもまるで違う
この処分場は
いつも犬がいますが
そのたびに連絡をしても
『もう他団体さんから希望がありました』
『一般譲渡です』
などと言われていたので
まして老人と二人だったことからも
ヒトクセ、フタクセあるな〜
とは思ってましたが
『噛みつくので触れない、
抱っことてもできません』
の一言でした
もちろん、希望者などいませんね
それが10月はじめのことでした
イベントが立て込んでいるため
引取は3週間待ってほしい
その間、希望者が出ればどうぞ！
そして3週間が過ぎ
案の定まだいました、噛みつき犬
体重を知りたい、と伝えても
『抱っこできないから計れない』
すると
『もう一頭持ち込み犬（ダックス）が来ています
多少ビビリ程度なのでほか（団体？）へ行くと思います』
「ちょっと待ってよ！」とGO!
１頭も2頭もかわらない
一頭引き取りのために
いろいろ段取りしてるのに
なんで良い犬だと他の団体へ行くの？
ということで二頭とも保護することに
したのです
文面見返したら、まさに犬集めですな（笑）
GO!保護犬GOでは
できるだけ仲間たちに処分場や保健所へ
同行して現状を体感してもらうよう
努めています
現状を知り
失敗しても、うまく行かなくてもいい
行動をしようと努力する
それだけで同じ方向を向けるから
この子達に幸せになってほしい！
行動を間近で見てくれる仲間は
宝です
ちえさんと
パエリアちゃんママまーぶるさんに
同行いだきました
施設内ツアーをしていただき
処分機や処分方法など
職員さんから説明を受けました
壁が動き、犬たちを穴へ落とし込み
一気にガスで死なせ焼却
産業廃棄物へ
負の遺産です
ちえさんは涙ながらに見学していました
初めて施設を見たときの私を
見ているようでした
これが現実
画面の中だけでは伝わらない
アナタの県にも必ずある現実
GO！は下りるインターを間違えたため
とんでもない遠回りをした上
バイパスのインターを通り過ぎる失態
予定より20分ほど到着が遅れました
その間、お二人が
犬の写真を撮っていてくれました
さて、犬とのご対面です
いかにも老人がいなくなってから
手入れされてない
前日まで
触れない、抱っこできないと
言ってましたが
職員さん、触って見せてくれました
あちこち毛がない
『アトピーだと言ってました』
その言葉を
疑り深く受け止めたGO!でした
さあ噛みつき犬のレッテル貼られた子
一緒に御殿場へ帰ろう
GO!保護犬GOは車の中
いつものように怒りに満ちていました
この子を捨てたヤツラめ
二度と犬を飼うな
良い子にして後悔させてやる
名も無い犬に
『実はこんなに良い子だったと
見返してやろうな
オマエ、今日から頑張れよ』
御殿場へ到着
他の犬や猫は
全然ダメのようでした
攻撃性むき出しで
ガウガウ勢いがかなりあり
トットンや他の子たちに
危害を加えられたらたまりません
細心の注意で管理をしていました
うちへ来て数日の下痢
常備してある薬で治めることができました
同時に、タッチ練習と
抱っこ練習
いつもの病院では
抱っこできないと
治療に取り掛かるまでの段階に
GO!の心が苦しくなるのです
抱っこも暴れるけど
できるようになり病院へ
骨格はとても大きいので
適正体重は
6～7kgくらいだと思うのですが
体の毛が薄すぎる
お腹はほとんど毛がありませんでした
抜けてしまっていました
写真がイマイチでごめんなさい
通常では打たない注射
何か心配なことがあれば
錠剤とかより
注射一択です
GO！は、元飼い主の
『アトピー』という情報に
疑念を持っていたので
先生に打っていただいたのです
この皮膚きっと治る
と確信したからかも…
今から思えば、ですが
実はこのあと結果が出た
血液検査によって
肝臓の数値が
計測不可能だったと知りました
それでも、本当に肝臓が悪い場合
比例して異常になる項目が
いくつかあるそうですが
1つの数値のみ異常値だったので
経過観察を条件に
そのまま手術入院になりました
後日、さあお迎え、と思ったら
ギョギョギョ
かまきりさん
GO！はいつも
こういう、普段あまり見ない虫が
目の前に来た時などは
亡くなった子が会いに来たと
思ってしまいます
しばしこの かまきりにも
「あなたはだあれ？〇〇ちゃん？」
なんて会話をしましたが
そのまま走り出したら
飛んでいきました
（正しくは落ちた？）
病院に着くと
奥から聞こえてくる
ワンワンワン
爽、お迎えに来たよ
抜歯は1本
二週間後
GO！はイベント出店だったので
それに合わせて検査入院で
肝臓の検査をしていただくことに
数値はまだ異常値でしたが
ほぼほぼ正常に近づいていて
順調に回復していることがわかり
一安心しました
11月になると、
富士市のトリミングサロン
リープのRYOKOさんより
『ボランティアトリミングを
やらせてほしい』
と連絡いただき
嬉しい！
では、爽をお願いします！
ここからは撮影リープさん
ビフォー
おなかとか、毛がないのわかりますか？
載せていて
保護主として恥ずかしくなる
手入れをしていないのが
バレバレの画像ばかり…
リープさん本当にありがとう
そしてアフターは↓↓
まんまるあたま
たくさんあった毛玉を
取ってもらいスッキリしました
リープさんの
『トリミング、やらせてください！GO！さん自宅までお迎え行きます！〇〇日はどうですか？』
で実現したピカピカサポート
やっぱり行動できる人は
発言もストレートですね。
思わず敬礼でした(笑)
飼い主の身内に処分された
爽 に話はもどります
この子は我が家に来てからも
（多分以前からなので）
他の犬に攻撃性がありました
うちのかわいい猫たちにも
ガウガウ吠えまくり
柵を超える勢い
柵越しに
淡路島くんのシッポやトットンに噛みついたり
大型犬ケージに住むハーモニーちゃんには
いつもガウガウしていました
それでも1か月をかけゆっくりと
他の犬を見慣れるような管理をし
徐々に大丈夫になりました
他の子と一緒になる場合には
GO！が付きっきり
少しでもアヤシイ動きをすれば
雷が落ちるシステムを導入～！
ガウガウする犬たちを
慣らすのは多少コツがいります
「それでいい、それでいい」
「爽、できたね、上手！」
あまりできなかったお散歩は
とっても上手にできるようになり
ハトヤのマグロ？（昔のⅭM）
みたいな抱っこイヤイヤも
とりあえず落ち着いてきました
この頃になると
トイレもきちんとマスターし
ダメ犬から卒業目前になりました
あとは家庭犬修行で大丈夫
レイアママにお願いし
里親さんが決まった秀吉くん改めもずく君
の次には
爽をお世話いただくことに
レイアママも、預かり当初は
苦労したようですが
さすがの根性と愛で
こんな笑顔を出してしまいました
現在の爽くんの生活は
レイアママブログ（インスタ連携）
にてご確認いただけます
老人と二人だけで
外にも出してもらえなかった爽
ビビりのためよく吠えますし
ビクビクして落ち着きがないことも
多々あります
ですが爽に落ち度はなく
そういう環境で育った
ということなのです
老人の放棄、
大人気犬種なのに声もかからない
収容犬生活時代
職員さんたちさえも
怖がって近づけなかった爽
絶対に、絶対に
次に待っているのは
キミを天国へ行くその時まで
優しく包んでくれる人だよ
苦労するかもしれないけれど
少しずつ理解しあい家族になる
爽くんです
素敵な方をお待ちしています
幸せになろう！応援してね↓
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