『先生、助けて!』GO!の叫び | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし。
フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

ムギママさんから

沼津で腫瘍犬を引き取りました



この子は22日に収容期限が

切れていましたが

19日に自力で立ち上がれなくなり

26日、昨日まで

動物病院に入院していたのです



期限が切れると

誰からも問い合わせもない

ことがわかり



その時に引き取りを決めていました

週末、病院で過ごせたことが

この子の命の灯火を

消さないでいてくれたのです






写真で見たら
ふーん、という感じでしたが


実物はもっと重篤に思えました


体は大きく、
体型は15〜16キロほどが適正

ですが今は10キロだそうで
ガリガリでした


そればかりか
膿の臭いが立ち込めていて
車の中で、吐きそうになりました
GO!が、ね


実は今日、フレブルの不妊手術を
いつもの先生にしていただいてます


明日も一頭、と予約を入れようとしたら
一杯でできない、と断られていました


ですので今日、先生のところに
入院させる犬はいなかったのですが


GO!、沼津から
自宅の御殿場に向かうまでに
先生に電話を入れました


お忙しく、手術の予約ができなかった
のは重々承知してます、の前置きの上で


「先生、一頭助けてほしいんです!
実は今日保健所から引き出した犬が

おでこに腫瘍があり
肉がむき出しになっていて
あまりにも悲惨!

ハイシニアでガリガリなので
麻酔でそのまましんでしまう、
ということも覚悟してます


先生、お忙しいのはわかってます!
でも!
でも!


この子、せめて頭のコブをすぐにとってほしいんです
今沼津から自宅に向かってますが
可能でしたら病院に直行します!」


先生は、あまり感情を出しませんが
心は動物に優しい方です


腫瘍の大きさは?
状態は?
犬の様子は?


など、運転中にやり取りをして


『すぐに連れてきてください』


ありがとうございます!
感謝でいっぱいになりました。


「あなた、そのコブ
取れるからね、がんばれよ!」


一路、病院へ向かったのでした








急いで病院へ駆け込み

診察台に乗せるまでに
名前を決めました


ふざけた名前をつけている
といわれるかもしれませんが
GO!保護犬GOには保護主としての
覚悟がありますので
勝手に言っててチョンマゲ


この子の名前は
コブちゃん!


「以前はここに
大きなコブがあったんだ」
そう言えるように
できることをやるのです


ムギママから受け取り
GO!にできた最善のことは


シャンプーでも、
ハウスの設置でもなく


病院へ駆け込み先生にお願いし
この醜いコブを取ってもらうこと


でした


コブちゃんを
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