
本日朝方
ドル急伸に連れてダウCFDも急伸していました。
日本株の先物は先週比まだ無反応ですが、週明け月曜、一旦は期待できそうです。
材料はこちらの模様。
長らく閉鎖されていた、米政府機関の閉鎖が解除されるとの観測が出ているようです。
過去も、閉鎖解除で株価上昇という流れでしたから今回も同じ流れと思いますが、今回については、関税により懸念があった経済のぶれを測る経済指標に空白が生まれています。

🧭止まっていた主な経済指標
米政府機関の閉鎖により、以下の重要な統計が発表停止・遅延していました:
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雇用統計(Nonfarm Payrolls, 失業率など)
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2か月分が未発表
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労働市場の実態把握が困難に
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消費者物価指数(CPI)
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10月分は発表延期
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特にコアCPI(食品・エネルギー除く)は金融政策の判断材料
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生産者物価指数(PPI)や小売売上高なども影響を受けた可能性あり
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BLS(労働統計局)や商務省の統計部門が閉鎖対象
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これがまとめて発表されるとなれば、仮に民間予想よりも下振れ、上振れしていた分があれば、数か月分の大きな数値として出てきますから、株価には大きな影響が出そう。

📉再開時の市場インパクト
統計の再開は、以下の理由で株式市場に大きな影響を与える可能性があります:
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データの「空白期間」が長く、再開時に一気に情報が出る
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市場は「霧の中で運転していた」状態から急に視界が開ける
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遡及調査による信頼性低下
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閉鎖中のデータ収集が不完全で、統計の精度に疑問
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インフレや雇用の急変が反映される可能性
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例えば、失業率が急上昇していた場合、利下げ期待が高まり株高
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CPIが高騰していた場合、利上げ警戒で株安
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FRBの政策判断にも影響
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12月のFOMCでは、統計の再開が利下げ・据え置きの判断材料に
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怖や怖や(;'∀')


