
自公連立解消との報道。
株価は高値で揉んでいたところでしたから、こういった報道が出ればネガティブ材料にされて、売られます。
日経EPSは10/10の段階で2596円と、当初想定していた2600円にほぼ到達している中での話なので、残念。
ちなみにEPS2596円なら、PER18.5倍で株価は48036円という所でしたが、このまま連休中に急転の好材料がなければ、短期的には維持できないでしょうね。

僕は、大分前からPERは18.5倍がキーと言ってきたし、ここ数日はまさにPER18.5 倍に株価は支えられてきたので、来週崩れるのは残念ですが、一方ではPERのレンジは以前の13~16倍から15.5~18.5倍に切りあがるか見てみたいと言っていたので、一旦下げた後どこで止まるのかも見てみたいところです。
今の時点ではあまり考えられませんが、もしリーマンやコロナショックのような暴落に発展するなら、14倍で下げ止まるかどうかも見てみたいところ。
(当時の日本株はPER11倍まで売られましたが、米株はリーマンでは日本と同等まで下げたのに対し、コロナでは14倍程度で下げ止まりました。日本株もそれだけの耐性と先行きの期待感が持たれているかが、これで分かると思っています)

現在先物は、米国の下げ(トランプマンが中国にまたなんか言ったようです)も伴って、45200円まで下げています。
来週までに切りあがってくる20日線が大体46000円
チャート上は月曜日に空けた窓の下限が45769円。
4月のトランプショックの倍返しラインが大体45200円。
なので現在の先物価格をみても、この辺りが一旦意識されそうです。
切り返しても続落しても、ボラは大きくなるはずなので、振り落とされないように。

懸念となっているのが次期首相に関わる連立。
立民は玉木さんへ投票してもいいというようなことを言っていますが、政策の合意がないままで玉木さんが総理になったとしても、衆院の議席数が立民148 維新35 国民27 では、玉木さんただの神輿で、立民の傀儡になるでしょうね。
それも見越してかと思いますが、玉木さんも「首相を務める覚悟はある」とはいいつつも、大前提として「野党間での政策の一致」をあげていますね。
維新からも、以前の共闘の提案を袖にされ続けた経緯から、藤田さんは立民のとの連立は「雲を掴むような話」と話しています。
立民が大きな譲歩をしない限りこのままいけば、野党の大連立は難しいように思います。
だとすれば、来週の下げはチャンスになる可能性はありますが、どうなるかはわかりません。
どうなってもいいような、長期で買える銘柄が下がるなら、それを拾う、というのが堅実。
個人的には高配当バリュー投資を続けたいと思います。




