今の日経平均株価を正当化するには? | グデーリアンの投資ブログ

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今日の日経平均は48580円。

月曜に+3σを抜けた後の反落は想定内としても、もう少し調整が進んでもいいところで、しっかりボリバン+2σに沿ってバンドウォークを始めそうな動きに。

 

日経かなり強いです。

 

ただし、かなり高値圏であることにも間違いはありません。

 

それでも上がるなら、高市期待という言葉だけでなく、もう少し根拠が欲しいところ。

 

例えば、週末に48100円の株価を予想した時、前提として高市総裁で円安がどこまで進むかを予想して、そこそれによってEPSがどの程度上昇するか?を試算しながら48100円を予想し、結果ほぼほぼいい線でした。

 

 

 

 

 

では、この計算が有効だったのなら、円安が現在更に153円まで進んだ今どうなるか?

153円まで円安が進み、企業の想定為替レートが139円から153円まで、14円円安が進むと、将来のEPSは更に伸び+200円ほどになる可能性があります。

 

下は、copilot君のEPS増加の試算です↓

 

🧮 為替乖離13.36円 × EPS感応度で再試算(EPSベース:2,500円)

前提条件:EPSベース:2,500円

為替感応度:1円の円安でEPS+15〜17円

計算:

EPS押し上げ幅 ≒ 13.36円 × 15〜17円

EPS増加額:約200〜227円

結果:

EPS:2,500円 → 約2,700〜2,727円

 

 

 

 

 

 

 

では先週末のEPS2500円が2700円になる近い将来を織り込んで、株価が先行した動いた結果であれば

 

EPS2700円×PER18倍=48600円

EPS2700円×PER18.5倍=49950円

 

と出てきます。

 

今のモメンタムが、実体経済を見た結果よりも、高市総裁の政策に対しての将来の期待を織り込みに行っているわけですから、EPSも現在の物ではなく、将来のEPSを織り込みに行っていてもおかしくありません。

 

勿論、為替が153円に張り付いたり、延々と上を目指すことは無いでしょうから、ここはあくまで目安になります。

 

 

 

 

 

ただ、ある程度、マイルストーンが出来上がるなら、そこに到達した後、次どうなるかというと。

 

よく、株価は実体経済を半年先行すると言われますから、半年後の日経平均のファンダメンタルがここに追いついていなければ、そのタイミングで失望売りという流れなのかもしれません。

 

今から半年後は来年の4月ですね。