
■NYは好調
ジャクソンホール会議で、マーケット参加者の多くが注目していたパウエルFRB議長の発言を受けて、マーケットは↓
株は日米欧共に上。
為替は円高。
米国債利回りは下。
と、教科書通りの反応でした。
NYは3指数とも1.5%以上のいい感じの上げ。

■パウエル発言どうだった?
パウエル発言については、どんな内容ならポジティブに捉えられるか?先日のブログでも考えていたのですが、市場の予想を受け入れ9月には利下げするも、ハト派になりすぎずくらいがちょうどいいのでは?と思っていました。
果たしてパウエル発言の内容は、9月に利下げするも、一回限りになる可能性も示唆していてインフレを退治する姿勢は崩していないというのが、今後の経済に安心感を与える内容になったのではないかと思います。
特にアルゴに過度に反応させない、ちょうどいい塩梅のネタ投下になっている気がします。
なのでこのまま週明けの日本株は上昇して始まりそう。
そして上昇するなら、これも少し前からアナリストやインフルエンサーも言っている45000円。
45000円まで後8%位上がるのが上限ですね。
上値のバッファはそんなに大きくないです。
すると、その後の反落を、仮に20%とするなら今は待つべきなのでしょうか?

■いい株は指数ほどには下がらない
確かに、今慌てて買ってその後8%上がったとしても、その後20%下がるなら、12%の損です。
であれば20%下がってから買うのがいいのでしょうか?
ん~(-ω-;)
多分ね、いい株って、8%の上昇で8%以上あがって、20%の調整でも、20%下がんないんですよ。
いい株は指数ほどに下がらず、ダメ株は指数以上に下げる。
だってそうじゃなかったら、全ての株が指数と連動するはずですよね。
でもそうはならない。
アップサイドが8%で頭打ちのいうのもただの予想ですから、それ以上に上がる可能性もある。
(もちろんダウンサイドが20%で止まらない可能性も、20%まで下げない可能性もある)
であれば、この20%へのこだわりって、あまり意味のないもののように思います。

これこれ↓
伊藤忠は、いつか買う、下げたら買う、きっと買う。
と思い続けて結局買えず。
弱気相場での下げも非常に小さく、前の上昇より安いところまで下げない。
つまり、前の上昇中に買ったほうが安かったことになるので、下げてる最中も、もう少し下がったら、もう少し下がったらと、待っているうちに指数も反転。
当然伊藤忠も反転。

■投資のコツ
こうなってくると、受け売りではありますが
「ほとんどの市場はほとんどの期間上昇しているので、出来るだけ早く買って出来るだけ遅く売る」
~JUST KEEP BUYING~
というのが合理的な市場参加方法になりそうです。


