
今週の日本株はめっちゃ強くてちょっと驚き。
金曜の夜も、NYも上がって、その後の先物もプラス圏。
それに伴ってというか、それ以上に日経先物は上がっていて、42290円で引け。

42290円という株価は、なんと現在PER17倍を超えています。
連休明け42426円まで行けば、PER17.5倍。
これは去年の7月に、バブル期の最高値38915円を超え、4万円を超えたと話題になった時期と同じ水準です。
去年はこれが天井になり、悪材料一つで一気に30%の暴落が発生しましたから、その意味ではそろそろ天井と思っていいかもしれません。
連休もはさみ、お盆の夏枯れ相場で方向感が出ないままだらだら下げることも多いですから、短期の人たちは既に金曜に逃げているかもしれません。

一方で、お盆明けについては、機関投資家が戻ってくることから買いが入りやすく、勝率は過去20年間で70%とのこと(copilot君調べ)
9月に入ると、3,9月決算銘柄の配当狙いの買いが入ってきますから、8月の下げたところは買い場になりそうで、そんな押し目を狙っている人たちもいそう。
もしそんな考えの人が多ければ、実はお盆期間中も下げずに終わることも十分にありそうです。
信用売りは依然高い水準で、8000億から9000億の間で、1兆円をうかがう勢いです。
この売り方の買戻しがあれば株価の押上げ要因になりそうです。
米国のフィアアンドグリード指数は、先月一瞬エクストリームグリードに針が触れましたが、現在落ち着いています。
(スクショしませんでしたが、確か前日までニュートラルだった気が)

関税関連のニュースも世界的に一巡した感がありますから、急落ということは考えにくいかもしれません。
まあこの辺りはトランプさん次第。
9月が米国は毎年弱いということも念頭に入れておく必要はありそうです。
等々、上方向にも下方向にも色々根拠はありそうですが、一時的にはやはり、PER17.5倍で天井説が湧いてきそう。
ただし、日経平均は16倍が天井と言われて久しいところを超えてきたのが去年の夏。
それ以前には日経平均はPER20倍程度だった時期だってあるわけですから、あまり決め打ちするのは投資機会の喪失にもなりかねないと、個人的には思っています。
言ってること、いつもと一緒ですね。

さて、個人的にな売買では悩んだ挙句、ついに金曜、トヨタを購入しました。
関税が15%が上限なのか、追加で15%なのか結論が出ていませんでしたので、ちょっとギャンブルな気もしましたが、ボリバン中央20日線で数日前から反発しており、木曜の場中の決算で下方修正ながらもやはりここでサポートされた感があるのを見て、買いたくなってしまいました。
買った当日は上げて終わってますが、指数が上がっている中での話なので、来週以降どうなるか。
実はINPEXと悩んでトヨタだったのですが、INPEXのほうがよかったかもしれませんねぇ~。
INPEXより強いところを見せてくれトヨタ。
関税も15%が上限と、日米で再確認されたようなので、安心感から輸送用機器セクターにもう一段の買いが、なんて流れがおきてくれたらありがたい。


