
一週間前、日経平均の今後の戦略を考えていた時の価格が37300円ほどで、今日のザラ場の安値が36000円ほど。
前回引いたフィボナッチの丁度半値戻しで下髭付けて折り返して陽線引け。
前回のブログは↓
前回は
「38.2%が36640円の窓上限辺り、61.8%がPER14倍の35000円」
この辺りを意識しておきたいと思っていました。
丁度今日、38.2%付近の36500円で寄った後、長い下髭をつけて36790円で引け。
ろうそく足だけ見ると、安値での長い下髭陽線ですから、セリングクライマックスか?とも見えますが、出来高が特別多いわけでもないですし、ボリバン-2σに張り付いたままのバンドウォーク中ですので、すわ、ここで全力買いと焦るのは禁物。

ただ、事前に予定していたラインには到達したのでここから買い下がるつもりで打診買いを始めるのはいいのかと。
ということで、お金のないあたくしは本日、端株で積水ハウスをつまみ食い。
この先どうなるかは、結局のところ米国次第でしょうね。
ちなみにその米国ですが、ダウが結構な分水嶺。
長期線の200日移動平均線で下げ止まっていますから、今日以降ここを割ってくると、サポートになる線が無くなります。

今のところ先物はプラス圏で推移していますが、昨日の大きな下げからは半値戻しにもなりませんから、全然油断はできません。
ただ、昨日の米国市場は、朝方は指数のマイナスに反してバリュー系はプラス圏で頑張っていたので、バリュー中心の自分の持ち株については0.5%位のプラス。
そして朝起きてみて、いわゆるおはギャーだったのですが、朝方のバリューの頑張りを見ると、まだ総悲観という感じには思えないので、どちらに傾いてもおかしくないように思えますが、さて。

参考までに、米国投資家の市場心理を表すFear&Greed 指数は現在、えくすとりーむふぃあーのようですので、米国市場は悲観的。
長期にわたって大暴落する経済ショック時以外では、EXTREME FEARは割と買いなんですよねぇ~。

ただその一方で、VIX指数(恐怖指数)は上昇中なんですが、なんとなくまだしっくりこない。
VIXってやばいときには今みたいなバンドウォークで上がるのではなく、一気に+3σもバチコーンって突き破って一気に上昇する感じですからね。
丁度、上の画像では8月5日の日本の暴落を受けて、VIXも上昇していますが、その時もそんな感じの上がり方。
一般的に、MACDのデッドクロス時を買いタイミングとするなら、まだもうちょっとという感じです。
水準的にもまだ暴落って水準まで跳ね上がっていませんから、パニック相場にはもうちょっと距離がありそうです。
今はまだ、もうちょっと注視ですかね。
