
個人的にテスラは個別株は持っていませんが、指数にも多く含まれているので、テスラ株の上げ下げにはS&P500やオルカンのファンドを持っているだけで影響を受けています。
そんなテスラですが、去年11月からの上げをほぼ吐き出しています。
テスラは、どうなんでしょうね。
車好きが好んで買う車という感じはあまりしていません。
車好きが好むようなマニュアル車は、EVなので当然ありませんし、デザイン的にもサイバートラックが出た時、これ、本気で売れると思っているのか?
というような・・・って、持っている人いたらすみません。
サイバートラック

どんな人がデザイナーなんでしょうね。
この車。
少なくとも、車のデザイナーがデザインした車には見えないのですが。
SF映画のメカデザインとか担当しているような人なら描きそうなデザインには見えなくないです。
このまま、地球外の惑星に降り立って、エイリアンと戦いそうではあります。
しかし、車好きが買うのかなぁ・・・という疑問はぬぐえない。

このサイバートラック以外の車体でも、EVは電池を積むことによって重量が増すので、それを抑えるために、テスラ車は軽量なアルミボディを採用しているようですが、アルミって高額です。
そしてアルミって鉄と違って凹ませると板金修理出来ないのは車好きなら有名な話。
凹むと伸びちゃって戻らないんですよね、アルミは。
なので、ちょっとぶつけたらそれだけで高額な修理代が待っています。
これも、車好きな、スポーツカー好きな人なら、そこまでしても軽量化して加速を求めるというのはわからんではないのですが、たぶんテスラって純粋なスポーツカー好きが買う車ではないですよね。
だって、スポーツカー好きが、自分で運転しない完全自動運転の車乗らないですよね。
一般の人にとって、アルミボディ化してまで車に乗るというのは、明らかにオーバースペック。
そんなことを知らずに買って、ぶつけて初めて高額な修理代に驚くなんてこともあるようです。

結局のところ、車が好きで買う、というよりも移動手段として車を考の購入を考えている人のうち、脱炭素化とか環境問題に敏感な人で裕福な人が買っていた車という印象なんですよね。
そんな車なのに、会社のトップが、脱グリーン化のトランプさんになびいてしまったのだから、そりゃ買う人いなくなるのもうなずけます。
「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
米国ではディーラーの前で反イーロンマスクのデモが行われたり、車に鉤十字のいたずら書きをされたり、このメーカーの車の所有者でいるのをためらってしまうような環境にもなりつつあるようです。
で、売ろうとしたらディーラーで買取拒否されてたなんて話も出ているので、ちょっと混沌としています。

イーロンマスクのDOGEに解雇された公務員の中にもテスラ車所有のオーナーも沢山いたでしょうから、そんな人はもう売りたくてしょうがないでしょうが、買い取ってもらえないなんて、ひどい話です。
株価は、トランプ就任以降に上げていた貯金があるので、まだ去年からみたらプラス圏ですが、それでも年初来で約25%の下げ。
株としては、個人的には、この銘柄は今後も持つことは無いと思いますが、あまりに下げたところはきっと買いなんでしょうね。
ただ買うとしても、今のところはバンドウォーク中なので、手を出すのは危険ですね。
