
連続陰線からの大陰線でレンジ下限の下抜けとボリバン-2σ到達が同時に発生したダウでした。
過去1年程度を見てみると、移動平均線ではなく、ボリバン-2σ到達で反発すること多く、下落方向のバンドウォークは4月頃の一回だけ。
バンド幅を広げながら下落した、8月5日の下げも、二日後には切り返しています。
なので、ここが意識されているのなら、という条件付で見てみると。。。
その場合切り返すのは一昨日、昨日の株価の位置からという可能性が高いように思います。

で一昨日、昨日のダウはどうだったかというと、↓のチャートになります。
ボリバン-2σをした抜けてしまった翌日、長い上髭を付けた陰線のトンカチを挟んで、昨日は久々の大きめの陽線引け。
とはいえ昨日は、並行チャネル下限で跳ね返されて終わっているので、一時的な自律反発の可能性はまだまだありますね。
なので要警戒ではありますが、反転する可能性のあるポイントにはなると思います。

もしも続伸するようなら、並行チャネルを↓のように引き直すと、レンジ内の動きということになります。
-2σから切り返す場合、次に意識されるのはボリバン中央の20日移動平均線というのが一般的な見方になりますから、現在であれば44075ドル程度。
数日たてば20日線も切り下がってきますから、40000ドル前後でしょうか?
この辺りを起点に、上に行くのか下に行くのかで、相場の強弱が変わってくるように思います。
一方で昨日の反発が自律反発で終わり、その後また続落するようだと、バンドウォークに発展しそうな流れですから、そうなるとしばらくは様子見するしかなさそうです。

日本株はというと、もうそろそろ、もうそろそろ、と思っているのですが、いまだにボックスの範囲内。
年内のビッグイベントは、今週の日米の政策金利決定でほぼほぼ終わりですから、株価も今年はこのまま終わるのでしょうか?という気になって来ます。
24年分の節税対策としての損益通算は来週中に終わらせないといけません。
7月高値の信用買いの期日は1月です。
これらの需給面での動きはあると思いますが、株価にどれだけ影響を与えるか?
前年は、1月月初に、個人投資家のNISA年初一括買いの動きもありましたが、今年はどうでしょう。

