
米国のFOMCが今回0.25bpの利下げを発表しました。
なので、通常は、金利下げ=金融緩和で法人、個人とも借金しやすくなり、米国経済にはプラスで米株高。
金利が付かなくなるため、ドルは売られて為替的には米ドル安。
になるのですが、結果はその逆です。
これは、同時にパウエルさんが話した、来年の利下げが、前回予想4回だったところを2回に減らすと示唆したため、そちら(来年の利下げペースが減速)を織り込んだ動きということです。
VIXも急騰してますから、ある程度調整が入るかもしれません。
しかし、利下げをしないというのは、経済がまだ強い強いという判断ですから、中長期的には株式市場にはプラスになるはずです。
いざ景気悪化の時の、利下げカードも取っておけますしね。

さて、それを受けて今度は日銀の政策金利が発表されます。
今回は維持の予想が優勢ですが、維持なら、通常は円安。
ただしこちらも、植田さんがその後、来年の方向性を話すことで、今回の政策金利発表よりも、そちら(来年以降の方向性)を織り込みに行く可能性が高いです。
来年からはガンガン利上げするぜ!
なんて極端なことは言わないと思いますが、利上げを市場に織り込ませに行く発言は出ると思います。
寄り前の先物の下落を見ると、思わず買っちゃいたくなりますが、中々手を出しにくいところですよね~

