
NYは三指数まちまちな展開が続いているのですが、ダウが一人負けの状態です。
最近では6日連続陰線です。
中期では上昇トレンドを継続していますが、20日線を割り込みました。
本日、ダウ先物は上昇していますので、さすがにそろそろ反発するかと。
ただし、20日線の上に出れるかは微妙なところ。
昨日はNASDAQも下げて終わっていますが、引け後、ブロードコムが時間外取引で14%上昇するなど、一部の銘柄に強い買いが入る流れがずっと続いていますね。

もし本日、米国3指数が上昇して終われば、来週の日本株にもポジティブな影響があるように思いますし、為替についても若干の円安進行が見られますから、割と日本株のブーストになりそうな条件がそろっています。
日本は本日12月SQでしたが、SQ値は速報で、39,434.85円とのことです。
日経平均の終値が39470円でしたから、何とかSQ値の上で終われたのは印象がいいです。
チャート自体はレンジの上限、ボリバンのアッパーバンドに近いところに張り付いていますから、ここから上に行けばトレンドが出そうなところです。
この辺りはちょっと期待して見ていてもいいんじゃないかと思っていて、チャートだけ見ると、ここ数日上に行きたくてうずうずしているように見えますが、いかがでしょうか?
ただ、今週の相場は終わってしまったので、前述のように今日の夜の米国市場がどうなるかと、土日にネガティブな材料が出ないかどうかはカギになりそうです。

来週は日米の政策金利の発表がありますが、今の円安進行は、米国は-0.25bp利下げ、日本は維持を見込んで織り込んだ値動きかと思います。
ということは、予想に反した発表があればネガティブサプライズと捉えられる可能性があり、また今回発表の金利が予想通りでも、次回以降の展望によっては値動きが荒くなる可能性もあります。
このあたり、パウエルさん、植田さんの口から何が飛び出すかに注意が必要そうです。
その他、来週は米国でもメジャーSQがあります。
そしてその後は年末の損益通算目的の売りが出やすい時期に差し掛かりますが、こういった損益通算の売りは企業業績とは全く無関係の売りなので、安くなったところは積極的に拾いたいです。
