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【8766】東京海上ホールディングス
株価 4844円
■配当関連
予想EPS 339.2円
一株配 121円
配当性向 35%
シリコンバレーバンク破綻以降、金融関係銘柄は日本でも大きく下げ、丁度一年前は配当利回り4%を超えていました。
その後の、ビッグモーター絡みの下げもありましたが、結局強くて、現在は配当利回り2.5%しかありません。
■割安性
PER14.28倍
PBR2.22倍
3メガ損保の中で最も割高な水準です。
■利益率
ROE15.13
ROA2.24
3メガ損保の中で最も利益率がいいです。
損保、生保併せても、ROE15を超える企業ってなかなかないのではないでしょうか。
メガ損保1位の東京海上で、名前に三菱が付きませんが、三菱グループです。
ここ最近軟調な三菱UFJも、中長期的にはすごく強いですが、東京海上も同様です。
株価がなかなか下がらないので、利回りだけでいえば、SOMPOやMS&ADのほうが良いですが、やはり頭一つ抜け出た利益率は魅力的です。
まあみんなそう思うから下がらないんですけどね。
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損害保険会社は株式投資では、割と安定した成績を残せる業種と考えています。
理由として
保険会社は、誤解を恐れずに言えば、ギャンブルの胴元と同じ営業形態をしているからです。
どういうことかというと、客にお金を、場に出させておいて、勝った人が総取りしていくのがギャンブルで、胴元はその場代として手数料を取り続けますから、誰が勝とうが負けようが、胴元だけは儲かります。
保険会社も、加入者にお金を出させてプールしておいて、病気になった人や災害を被った人が総取りしていくシステムを、保険として売りに出しています。
この場合、ギャンブルと違って、負けた人が総取りというイメージでしょうか。
言い方悪いですね(笑)
言い直します。
保険は、相互扶助です。
加入者が相互に扶助し合っているのであって、保険会社が身銭を切って加入者を助けているわけではないのです。
加入者同士を仲介しているだけなんです。
あ、結局また言い方悪くなりました。
こんなこと言うと怒られますね(笑)
ただ、時として保険金支払いの割合が多くなってしまう時があります。
大規模災害などで、たくさんの人が被災するときなどです。
この場合、一時的に保険金支払いが多くなり、損保会社も身銭を切ることになり経営は悪化しますが、翌年度以降の保険料を上げることで、最終的に保険会社は損をしない仕組みが出来上がっています。
そして、保険料が上がったとしても、地震による家屋の被災、人身事故を起こしてしまった場合の賠償金などを考えると、多くの人が無保険を選択することはないですから、非常に安定したストックビジネスになりえますので、投資対象としては魅力的な業種だと思います。
損保会社は去年、ビッグモーター絡みの不祥事、シリコンバレーバンク破綻による余波での金融関係の下げと、時折下げました。
他にも、災害(地震や洪水など)があると下げる時がありますから、今は少々高いのですが、折を見て購入を検討するのもいいのではないでしょうか。
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