
【1929】日特建設
株価 1165円
■配当関連
予想EPS 81.5円
一株配 47円
配当性向 57%
連続増配年数 3年
このところ配当利回り4%越えの銘柄は少なくなりましたが、ぎり4%あります。
ただし配当性向は高めですね。
■割安性
PER14.3倍
PBR1.5倍
PER、PBRともニュートラルですかね。
■利益率
ROE10.2
ROA6.3
こちらも及第点でしょうか。
地味な小型建設業にも見えますが、なんでこの銘柄を取り上げたかというと、この銘柄の特殊土木という業種に注目しているからです。
特殊土木とは耐震や防災関連の工事のことで、地震、豪雨などによる災害対策工事を行う会社です。
私は東日本大震災で被災した身で、次に起こるかもしれない地震についても時々考えます。
日本株に投資をしていると、いつか首都圏直下型の地震が来た時に、東京に本社のある企業はどうなるんだろう?
みたいなことも考えます。
とはいえ、地震で株価が下がるとしてもいつ来るかわからない地震におびえて投資をしないのはただの機会損失です。
そこで、リスクヘッジの意味もかねていくつかの銘柄を所持しているのですが、そのうちの一つが日特建設で、実際(若干不謹慎ではありますが)地震の後この手の企業の株価は上がりやすいので、自然災害による株価暴落の際にはある程度のヘッジとして機能すると思っています。
災害がなくてもお役所が発注元で、くいっぱぐれることもない業種だと思うので、配当利回りがこのくらいあるのなら、ずっと持っておけると思いホールドしています。
ただし、同業首位はライト工業だったと思うので、配当を気にしなければそちらのほうが有力かもしれません。
(ライト工業は配当利回り3%程度です)

