昨年7月のひとり旅の続きです。
「祇園祭 後祭 山鉾巡行」の観覧を終え、「志津屋」さんのイートインでクールダウンした後は、地下鉄と京阪を乗り継ぎ「出町柳」へ。
「鴨川デルタ」の飛び石には、涼を求めて多くの人が。
下鴨神社、正式には賀茂御祖神社の参道へ。
目的は、こちらも初体験の「みたらし祭」の「足つけ神事」に参加することでした。
「糺の森」へ。
途中、摂社の「河合神社」へ。
「鏡絵馬」の美人祈願で埋め尽くされています。
お参りします。
再び長い長い森の中の馬場を進みます。木陰を作ってくれたのがとても助かりました。
南口鳥居へと到着しました。
「楼門」をくぐり、まずご本殿にお参りします。
そして、「御手洗池(みたらしいけ)」で毎年、土用の丑の日の前後10日間のみ行われている「足つけ神事」へ。
池の湧き水に膝まで浸し、献灯をして無病息災を祈る神事です。遠く平安期の頃、貴族は禊祓いを季節の変わり目にして、罪やけがれを拭っていたといいます。
靴を脱いであがった後は、こちらの長椅子で靴下を脱いでズボンの裾をめくれるだけ上にあげて準備します。
ろうそくを受け取り、スロープを進みます。
太鼓橋の下まできました。いよいよ池に入ります。
入りました。さすが湧き水です。ものすごく冷た~い。
決してそんなに大きくない「御手洗池」。暑さも手伝って足をつける人でいっぱいになって、なかなか進めなかったりするのでは?などと来る前は思っていました。
やはり何事も経験ですね。あまりの冷たさにとても長くはつかっていることができません。
献灯します。
この御手洗池に湧き出る水あわをかたどったものが「みたらし団子」となったそうです。
冷たさも限界になってきました。池から上がります。
たくさんの足の形をしたお札も納められていました。
豊富な湧き水での「水みくじ」を撮らせていただきました。
参拝者で賑わう「御手洗池」を後にしました。
南口鳥居を出ると、その「みたらし団子」で有名な「さるや」さん。
この日は「かき氷」を求める方々で行列で、陽のあたらない席はいっぱいでした。
私はこの頃、まだ足の冷たさがそのまま残っていた感覚があったように記憶しています。
「雑太社(さわたしゃ)」はユニークなラクビーボールの形をしたお賽銭箱です。
長い馬場の途中にあるこの社は、明治43年に現・京都大学の学生が慶応大学の学生からラグビーを習い、関西で初めてラグビーが行われた「第一蹴の地」の横に鎮座しております。
この日も朝からの行動でかなりの歩数を数えていたと思います。途中、夕食のお弁当を購入して一度ホテルへ。
ひとりの欲張り旅の二日目は、夜の部へと続きます