今日(5日)、妻が、新海誠監督の「すずめの戸締り」が放送されていたので見ていました。
私は、ブログ記事の最終章を書いていたのですが、番組の内容が時々目に入ってきました。
地震を封印する話であることが理解でき、不思議な感じを抱きました。
更に、その封印が二つある事が耳から入ってきて、気になり始め、書く事を止めました。
私が今書いている大甕(おおみか)神社を扱った内容と重なるようだったのです。
大甕神社の災いも二つに分かれ、香取、鹿島神宮にも、それぞれ、地震を抑える要石があります。
新海誠監督は、大甕神社と、鹿島、香取神宮の関係を知っていて、この物語に取り入れたのではと思ったのです。
不思議なのは、いつもの様に、間髪を入れずに現れることです。
7が二つ重なるM7.7の地震が台湾で起きました。
すずめの戸締りの放送直前に起きた事は偶然で片付けられますが、私の記事を介する偶然は有り得ないのです。
物語の内容を書くと長くなるので省き、私が不思議に感じた事だけを書いて行きます。
主人公は、岩戸鈴芽と言う女子高校生と、宗像草太と言う、災いを閉じる役目を持った「閉じ師」の男性。
閉じ師は、常世と繋がる扉の先にある災いの入り口を塞ぐ役目を持ち、要石を置き封印するのです。
要石が白と黒の猫で表し、
災いを土の中に棲む赤いミミズで表していたのです。
日光戦場ヶ原の神と神との戦いと絡めて、私の記事は進んでいます。
その中で登場するのが、赤城山の土の中の「赤いムカデ」と、二荒山のヘビと、白鹿に乗った猿の名前の小野猿丸です。
共に大黒様を祀るのです。赤いミミズと、赤いムカデで繋がるのは余りにも似ています。
大甕神社も、日光と同じような争いを由来としていて、香取、鹿島神宮とが
石に封印された星の神に睨みをきかしていました。
その香取、鹿島神宮には、地下に棲むナマズが地震を起こす事から防ぐために要石を置くのです。
「すずめの戸締り」も、石になった猫で封印され、「要石」と呼ばれていました。
日光のムカデは、滋賀県の御神山でも現れ、地の底を伝い日光へ来たとされます。
この物語でも同じように、地下に棲むミミズで表され、関東にも繋げていました。
「すずめの戸締り」で表す「扉」は、私が紐解いて来た五重塔と同じです。
日光東照宮の五重塔は、竜虎に囲まれたウサギが正面にあり、
ウサギが封印していると思われます。
どう言う訳か、NHK大河ドラマで徳川家康をウサギと重ねていました。
世界の十二支を見て見ると、ウサギの裏はネコと考えられます。
大黒様を鎮める巫女は、「大田田根子」で、ここにも「根子(ネコ)」が隠れているようで不思議な一致を感じるのです。
猫の要石は、大甕神社の宿魂石にあたり、
常世に通じる扉は、大甕神社の「結界石」に見事に重なるのです。
主人公の女の子の名前にも「石」を表す「岩戸」になっているのです。
この物語に登場する「岩戸 鈴芽」の声優が、「原 菜乃華(なのか)」さんで、「宗像 草太」は、「松村 北斗」さんでした。
「菜乃華」は、「菜の花」から付けた名前だと思われ、時は今です。
「北斗」は、「北斗七星」を連想させます。
今私が書いている内容に重なるのです。
北斗七星の柄杓で災いに水を掛けるです。
宗像大社の神の島「沖ノ島」は、大甕神社の織物の神を祀り、金の機織り機が宝物として出土しています。
その島は、辺津宮(へっつ)近くの場所から沖ノ島を望むと、北斗七星がこの島をすくう形が見られ、それは、特異な条件下でしか見れないのです。
北緯33度で、北に海があるロケーションである必要があるのです。
草太の名前の宗像と、草太の声優の名前の北斗が重なります。
宗像大社は、天照大神の祭りごとを支える使命を持ち、
天照大神の祭りごとで知られるのが「天岩戸伝説」です。
「鈴菜」の苗字「岩戸」がそれを表しているようです。
新海監督は、ここまで知っていたのでしょうか?
ここまでなら、私が記事を書く手を止める事もなかったのです。
新海監督が、そこまで調べたと思えるからです。
私が手を止めた大きな理由は、水曜日にブログをUPした時、台湾で大きな地震が起きた事からです。
その前日、私は、地震を感じる事が出来るブロガーさんに、私が大きな地震が来ると感じた事を確かめるためにメッセージを送りました。
それがこれです。
このメッセージは、このブロガーさんが3月23日に西美濃で起きた少し大きめの地震を感じた記事に送りました。
その一週間前に、大甕神社の記事で載せた日吉神社の三猿を見に行った場所が震源でした。
以前、この様に、このブロガーさんに尋ねた時にも、大きな地震が直ぐに来ました。
西美濃での震源地には西国33か所巡りの終焉の地「華厳寺」があり、坂東33か所巡りの終焉の地は千葉館山の補陀洛山那古寺です。
補陀洛は、二荒山を表し、日光の語源になりました。
少しこじつけ気味ですが、
「原 菜乃華」さんの名前は「花」では無く「華」になっているのも意識が向いてしまいます。
西美濃の「華厳寺」は、地獄の閻魔大王で知られます。
空想の物語の鈴芽が、現実の世界に住む菜乃華さんによって常世に通じる扉の鍵を閉める事なのかと、想像してしまいます。
この作品が2022年11月11日に公開されたのも、この華厳寺のご本尊十一面観音とつながり、太田田根子の持つ11と、私の同僚の太田さんが11月11日生まれと重なる事から「根子」と「猫」の繋がりも信じたくなってしまうのです。
このブロガーさんが「鈴芽」で、私が「草太」であるかのように、私の今書いているシリーズの最後に繋がって行くのです。
私の思う事が不思議なシンクロで繋がって来るのです。
何なのでしょう。
今の世は、私の想像が創り出しているのでしょうか?
もし、そうであるなら、私は、お釈迦様や、キリストのような完成された精神を持ち合わせていません。
危険極まりない事です。
この世の中に。不思議な能力を持つ方が沢山います。
ほとんどの人が、潜在的に、この世界を創り出す創造主であると私は思うのです。
しかし、世界を動かすほどの吐出した人は、私はまだ知りません。
他人のために無償の愛を捧げる事が出来る創造主は現れるのでしょうか?