恐れていた裁判官の交代
たばこ病をなくす横浜横浜裁判(第二次たばこ病訴訟)で約3年間の訴訟の中、原告側に非常に理解のある訴訟指揮を行っていた三木裁判長と、右陪席、左陪席の3人全員が新しい裁判官に交替するという、全く異例の人事が行われます。
前回の裁判の中でも、原告側弁護士から「裁判長の交代などしないで欲しい」旨の要請を口頭弁論の中で指摘しましたが、恐れていた事態が現実となってしまいました。
新しい裁判長は、水野邦夫という裁判官で、東京地裁の「東京たばこ病訴訟」で、「ニコチンの依存性はアルコールより格段に弱い」という、世界の物笑い判決を書いた人物とのこと。
あとの二人もこれまで「たばこ問題」について、全く関与してこなかった裁判官です。日本の司法、行政は全くひどい「人事」を恥も外聞もなく実施するのですねぇ。驚き、呆れ、怒り心頭です。(タバコ問題情報センター 渡辺文学氏談)
~司法が国の一機関に成り下がった憂慮すべき現実です。
私達に出来ることは、一人でも多くの方々に署名をお願いすることです。
追記
東京地裁のたばこ病訴訟の裁判官は以下のとおりです。
裁判長裁判官 浅香紀久雄
裁判官 水野邦夫
裁判官 内藤由佳
今回の水野氏は、裁判長ではありませんでした。
たばこ病をなくす横浜裁判 応援署名
「たばこ病をなくす横浜裁判」と呼ばれる裁判が、現在、横浜地方裁判所で争われています。
これは、元喫煙者で現在もたばこ病に苦しんでいる原告らが、タバコの害は明白にもかかわらず、税収確保のため無責任にタバコを販売している、国、及びJTを相手に争っている裁判です。
詳しくは、「たばこ病をなくす横浜裁判」の公式HP(http://www13.plala.or.jp/tabakobyounin/ )をご確認ください。
その、横浜裁判で、現在、応援署名を募集しています
(詳しくは、http://www13.plala.or.jp/tabakobyounin/ouennsyomeiyousi.pdf をご確認ください)。
もし、この裁判で原告の主張が認められれば、野放し状態とも言えるタバコの販売に少しでも規制をかけられるかもしれません。
たばこ問題情報センターのHPで、インターネットでも署名をすることができるようになっています。
http://www.tbcopic.org/yokohama/index.html
賛同いただける方はぜひ、署名をお願いします。また、この署名を広めていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ、よろしくお願いいたします。
嫌煙権運動30周年
「嫌煙権運動」が今年2月、30周年を迎えた。
「嫌煙権」を初めて提唱し、昭和53年2月18日「嫌煙権確立をめざす人びとの会」をたばこの煙に悩む市民ら約60人が、中田みどりさん(同会共同代表・コピーライター)の呼びかけで旗揚げした。中田さんは「30年でこれほど変わるとは夢にも思わなかった。今はまだ嫌煙権という言葉が必要ですが、最終的になくしていくのが目標です」と語る。
一方、同会共同代表で「禁煙ジャーナル」編集長の渡辺文学さんは、「喫煙にプラスイメージを与える『愛煙家』を死語にしていきたい。」と意気込む。また「煙に悩まされない社会を目標に、健康増進法の罰則規定や、たばこの大幅増税を求めて活動を続けていきたい」と話している。
同会は3月1日午後2時から、東京都千代田区の「プラザエフ」で、「嫌煙権30周年記念フォーラム」を開く。
〔たばこ事情をめぐる変化〕
昭和53年(1978)→昭和19年(2007)
〈成人喫煙率〉男性74.7%→41.3%・女性16.2%→12.4%
〈JR・私鉄〉禁煙車「こだま」1両→JR北海道、東日本全面禁煙。私鉄構内全面禁煙。
〈学校〉教職員室は規制ない→14年4月から和歌山県敷地内全面禁煙、全国に波及
〈民間企業〉禁煙、分煙ほとんどなし→禁煙分煙企業は約5割
〈競技場など〉野球、ラクビー、サッカーなどスタンドの喫煙自由→すべて禁煙分煙・17から大相撲も
〈飲食店〉規制ほとんどなし→全国で1%が禁煙
〈路上〉喫煙規制なし→14年千代田区が初の路上禁煙条例・全国40の自治体が条例施行
凶悪犯もタクシーを利用する
週刊文春2月21日号に、神奈川県川崎市で起きた殺人事件の記事がありました。
同僚女性(21歳)を撲殺した犯人(33歳)が、自宅近くのタクシー乗り場で「宮前区役所まで・・・」と弱く、聞き取り辛い声で行き先を告げられた。・・・・「玄関前でよろしいですか?」しかし、その男は俯き、黙り込んでしまった。・・・「妙な雰囲気の男が、乗るなり『タバコが吸いたい』と言うから、禁煙だけど目をつぶった」。車は区役所前に到着。隣は宮前警察署だ。自ら出頭しようとしたが、目前で躊躇している、そう感じた・・・。(運転手)
近所の主婦は「子供が4人いて、一番下の娘さんは去年の8月に生まれました。一番上の子も幼稚園ぐらい。子煩悩でした。私が草むしりをしていると、手伝ってくれることもありました」。しかし、彼には二つの顔があった。「馬場は数県に跨って二百件もの空き巣や事務所荒らしを行い、1800万円相当の盗みを働いた罪で、96年8月に逮捕されている」(地元記者)
~禁煙車でたばこを吸ったことは、男の雰囲気を伝えているに過ぎませんが、乗務員の私には気になることです。記事によれば、「顔は打撲で骨が粉砕しており、半分は判別できないような状況。また、蹴られたのか、肝臓や膵臓も破裂していた」(社会部記者)。1時間程前に凶悪な殺人を犯してタクシーに乗っていることです。
私が「禁煙車内で喫煙する人は普通ではないから、吸わせたほうが良い場合もある」と常々いう理由です。「吸って良いか?」と聞かれて毅然と断るばかりではないと思っています。
でも、1月7日都内全面禁煙化後は、「禁煙車宣言」をしなくても皆さん禁煙に100%協力してくださっています。感謝しています。
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よろしくお願いします。
最近の禁煙タクシー関係情報
1月28日付「東京交通新聞」より
■ 1月7日東京地区で全面禁煙化(90%)スタートした。順天堂医院(文京区)と聖路加国際病院(中央区)のタクシー乗り場が国際自動車Kmグループの『専用』乗り場となった。昨年12月の時点で3分の1にあたる500台の禁煙車を導入していたこと、管理者数名が救命講習のインストラクター資格を取得、乗務員のほぼ全員が救命講習を修了などが病院側から指定された理由。全面禁止後、同社は利用者からの苦情は1件もない。乗務員からも禁煙化になってよかったとの声を聞くとのこと。
~独自の企業努力の結果でしょうか。苦情が1件もないという情報と、よかったという乗務員の声がよかった。
■ 都内禁煙化後2週間、東京タクシーセンターへ利用者から「乗務員が禁煙の説明の際に横柄」で接客不良となったのが8件あった。
~嫌煙乗務員にうっ憤が溜まっていたのでしょうか、乗客の腹いせ通報でしょうか。
■ 個人タクシー業界は、禁煙化の徹底に新年会などを通じ懸命の状況。
ある事業者は、「全面が不満。自由でいいのではないか。本当にお客さんの声で決めたのか。客離れが懸念される。トラブルについて言えば酔い客の方が嫌」等々。
~個人タクシー事業者からは当然ながら様々な意見が出てきています。でも、客離れの懸念は根拠のない憶測と思います。トラブル懸念も「酔い客の方が嫌」に同感です。
■ 実施早々暴力トラブルが発生し、労組は「やはり危ないと危機感を募らせている」。「トラブル時の乗務員救済措置、法や約款改定などの整備が必要」。
~タクシー運転手が客として起した傷害事件は法改正の理由にはならないと思います。
現行約款を「吸わせてはいけない」と改正することによって、客に吸わせる乗務員と「吸わせろ」という乗客が少なくなるのでしたら改正するのも良いと思います。
乗客は禁煙に100%協力しています。逆に、禁煙車内で吸っている乗務員がいますから、運輸規則を乗務員の車内喫煙を罰則付き厳罰に改正した方が良いと思います。
■ 法制化について国交省は「たばこが輸送の安全上、害悪との判断がない限り、これ以上の措置は困難」。国が被告となった「禁煙タクシー訴訟」に前後し一時、運輸規則の見直しも検討されたが、今は殆ど動いていない。省内では、「タクシーの狭い車内では運転者の健康の観点からも喫煙しないのが望ましい。他の業種は自主的に努力している。国がたばこ税収に頼っている側面も踏まえるべき」。
~国交省はたばこの害についての理解度が今一です。過去には「喫煙車も一部残す検討も必要か」などといった発言もありましたが、もう期待していませんから足を引っ張ることだけはしないで欲しいです。
■ 東京都個人タクシー協会原勇会長は21日、理事会新年交歓会で、「2月までに全車禁煙化を目標に努力して欲しい」と挨拶。
~原会長の禁煙化努力を応援します。
■ 関東、中部は全地区禁煙化を実施。これまで全車禁煙化された地域の総台数は約11万台。全国のタクシー台数の4割を超えている。今後実施予定台数や一部実施台数を含めると半数のタクシー車両が禁煙ということになる。
2月4日付「東京交通新聞」より
■ 奈良県タクシー協会は本年5月31日世界禁煙デーを機にタクシー全面禁煙化をスタートさせる。こうした動向を踏まえ講師に奈良女子大学保健管理センターの高橋裕子所長を招き、従業員を対象にした「禁煙セミナー」を開く。
■ 日個連都営協は全面禁煙化徹底を29日の理事会で確認。無線配車についても禁煙車のみとする。喫煙車の受注があった場合、「喫煙車はない」と説明して対応する。
~2004年当時、禁煙個人タクシーの乗務員さんが無線配車してもらえないので、仲間を増やして対応したいと安井さんに相談に来ていました。それから4年今や立場が逆転しました。
「サンデー毎日」へ日本禁煙学会より
「サンデー毎日」、岩見隆夫氏の記事に対して、日本禁煙学会の作田理事長は、反論にも値しないということでしょう。
「サンデー毎日」編集局長宛に手紙(意見書)を出しました。
文中に「今回のタクシー禁煙は、何よりも乗務員さんの健康を守ることにありました」。「乗務員さんの健康を損なっても自分だけは良い思いをしたいという、はなはだ自分勝手の論である」とありますのは乗務員の立場からは嬉い文言です。
以下、許可を得て全文を紹介します。
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サンデー毎日編集長 山本隆行様
NPO法人 日本禁煙学会
理事長 作田 学
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、サンデー毎日1月27日号にサンデー時評として岩見隆夫氏がタクシー禁煙、「全面」はおかしい として、文章をお書きになっています。
これは多くの方の努力をあざ笑うものであり、健康増進法違反、FCTC第八条違反、労働環境保全の法律にも違反するものであります。
ひとり岩見隆夫氏が何を言おうが老人の戯れ言としてどうでも良いのですが、ことサンデー毎日という公器での発言となると話しが変わって参ります。
全面禁煙は世界的な流れでありますが、日本だけは非常に遅れていることをご存じないのです。他の国では2010年2月のFCTC第8条のデッドラインをめざして、次々とタクシーは無論のこと、職場、レストラン、バーなどがすべて全面禁煙となりつつあります。
すでに職場、レストランなどが禁煙となった国・地方では受動喫煙がなくなることで、平均20%ほど急性心筋梗塞で急死あるいは救急入院の数が減少しているのです。
ぜひ受動喫煙防止条約を読み、国際的にはどう考えられているかを知ることが井の中の蛙状態を脱するには必要かと思います。
http://www.nosmoke55.jp/data/0707cop2.html
今回のタクシー禁煙は、何よりも乗務員さんの健康を守ることにありました。
乗務員さんの平均年齢は50~60歳と、心筋梗塞をおこしやすい年齢です。そういった事情を何も知らずに、ただ喫煙できないのはけしからんという議論は無意味どころか、多くの乗務員さんの健康を損なっても自分だけは良い思いをしたいという、はなはだ自分勝手の論であることを自覚してほしいと思います。
このような文章を載せたことはサンデー毎日の信頼性を損ねる、大失態であるとご自覚下さい。
敬具
2008年1月15日
禁煙と売上は無関係
タクシーに限らず、禁煙化すると売上が下がるとよく聞きます。でも、私の考えでは、それは無関係です。
もし、売上が下がるとしたら、本来の機能以外に「喫煙所」の機能が重視されているということです。
例えば、飲食店の場合、禁煙にしたら売上が下がった、と言う経営者はいます。
でも、それは、その飲食店の「飲食」に魅力がないからでしょう。または、雰囲気とか居心地とかの魅力がないのかもしれません。つまり、「喫煙所」としての機能が魅力だった人が多かっただけです。
このような店が、「飲食」を魅力あるものにしようと努力しないのであれば、経営者の生活のために禁煙化を無理にお願いするのは難しいと思います。
とある店では、「ランチは禁煙にしないとお客さんが来ない」とおっしゃっていたとのことです。ビックリしましたが、夕食は自宅でできても、ランチは会社の側で食べるしかないわけですから、本来の「飲食」の目的が重視されたのでしょう。
禁煙だったのに、売上減から、喫煙可に戻したお店を3つ知ってますが、その後すべて閉店しました。母数が少ないのですが、数が増えれば、売上と喫煙可否は無関係を証明する証拠になってくれると思います。
JTのHPでは、全面禁煙を高機能分煙にしたら、売上が伸びた、なんて記事が紹介されていましたが、第一に従業員の健康はどうするのか、と思いますし、当然私は行きません。それに、「高機能」じゃなければ、売上がどうなったのかはわからないですから。
タクシーに関しては、先行して全面禁止を実施した県では、減収は起こっていないそうです。東京がどうなるのか、楽しみです。
タクシーの禁煙化をする際に、よく聞くのは「東京では路上でも喫煙できなくなり、タバコを吸うためだけに乗ってくる客が少なからずいる」という話ですが、では、千代田区あたりで、「喫煙できます車(客と乗務員は完全に仕切られている車)」を賃走らせたら、採算が取れるということですよね?採算がとれるのだとしたら、私の意見は変えなければなりません。
タバコを吸うために乗ってきていた客は、禁煙になったから乗ってくる客と同じくらいなんだと思います。もちろん、証拠になるような調査結果はありません。でも、その結果が、「タクシー禁煙先行都市では、売上が減っていない」ということなのではないでしょうか?
都内タクシー全面禁煙化されて
私は、非禁煙車乗務時代、日に約4本近く吸われました。
1年半の禁煙車乗務時代、日に約0.7人に乗車拒否されました。駅で後のタクシーに乗られたり、禁煙車告知をしたら降りられたりしたのを全部数えた結果です。
1万円コースと2万円コースの客に断られた時は、少し、いえ、かなりがっかりしました。
よく禁煙化すると「長距離」の客に乗車拒否されるのが心配と言われますが、吸えるタクシーが幾らでもある時代の1年半にたったの2人ですから大勢に影響はなく、吸わせないことによる客の乗車拒否危惧は、禁煙化反対者の根拠なき思い過ごしに過ぎません。
7日の全面禁煙化後は、面倒な「禁煙車告知」を全くしなくても、今のところ1人も吸い出す客はいません。以前のように手を挙げた客が途中で手を降ろしたり、駅で後のタクシーに乗られたりする、所謂客に乗車拒否されることは全くなくなり緊張感がなくなりました。反面、告知しないのでお客さんとたばこの話題が少なくなって寂しいです。
仲間も1本も吸われないそうです。日に4本近く吸われていたのに1人も吸わなくなり、乗務員も寒空の中、外で吸う姿をみると、協会が全面禁煙化を打ち出してから、よくぞ2~3ヶ月の短い準備期間に全面禁煙化がここまで実現したかと感慨深いものがあります。
一方で全面禁煙化が完璧といえない面も多々あります。
乗務員の中に「吸わせている」とか「吸っている」という者が少なからずいます。
仲間の1人は「吸っていい?」と聞かれ、「禁煙車だから」と断ったら「この間は吸わせてくれたけど」と言われたそうです。
禁煙車で一度でも吸う経験をした客は、禁煙車で何時でも吸えると思って、乗る度に吸おうとするのではないでしょうか。
先日の乗務員へ暴行を働き逮捕された酔い客も運転者でした。
この運転手は、多分、客にも吸わせていたことでしょう。それで自分が客の立場で「吸いたい」といえば当然吸えると思ったのではないでしょうか。それを断られたので怒って運転手の背もたれを蹴った挙句に,料金を払おうとせずに降車していくので運転手に請求され、さらに逆上して暴行を働いたと推測します。
14付「東京交通新聞」[個タク欄]にも、「乗車時にきちんと伝えているのでトラブルになったことはない」。「ロングのお客さんに『吸いたい』という人がいたが、外で吸うようにお願いしたところ理解してくれた」。
「禁煙化に協力はするがお客さんに『長距離なので』と頼まれた場合、断りきれない」と、禁煙ステッカーを貼っていない事業者。
喫煙者の事業者は「差別するわけにいかないので、吸いたいお客さんには吸わせている」。
~対応は様々のようです。
同紙[社会・文化]欄に、富田昌孝東旅協会長は「禁煙化をやってよかったといわれる時期が来る」。
原勇東京都個人タクシー協会会長は、禁煙化されていない事業者に配布する請願書の作成を決め「1ヶ月後には全部禁煙になると思う」と話した。
日部英雄全自交東京地連委員長は11日、「暴力を受けるような懸念が現実になりつつある。禁煙に反対ではないが乗務員が現場で苦労することを経営者は分かって欲しい」と発言。
藤田正男同地連書記長は「見切り発車の不満が残る。・・・」。
一方、伊藤和雄中労協議長は「若い人が乗る前に火を消してくれるシーンに何度か出合っている」と、利用者のマナーを評価した。
~富田会長(法人)と原会長(個人)の熱いトップダウンの指導が反対乗務員や時代遅れの労働組合を押し切った結果、東京のタクシー全面禁煙化が実現したと思います。
違反乗務員は、「吸わない」「吸わせない」という禁煙車の二大原則を守らなければタクシー業界で生き残れないと早く気付き、二大原則を遵守すべきです。
車内禁煙に立腹、運転手殴る
残念な事件が起きてしまいました。
車内禁煙に立腹、運転手殴る…逮捕乗客もタクシー運転手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080111-00000302-yom-soci
これまでは、タクシーの禁煙化に大きな問題は起こっていない、とされてきましたが、東京ではこのような事件が起こってしまいました。
しかし、被害に遭われた乗務員の方は毅然と対応していただいたのだと、感謝しています。
酒に酔った客の喫煙を断るのは難しいのではないか、という意見は確かにありました。しかし、暴力によって決まりがおろそかになるようだったら、それはある意味、テロと同じです。
タバコに限らず、酔った勢いで暴力を振るうようなどうしようもない人はいます。しかし、それは少数です。
タクシー乗務員の方は危険と隣り合わせだと思いますが、タバコの煙にさらされることが、一番危険なことです。
今後はこのような事件が発生しないことを祈りつつ、乗務員の方々には、様々な危険に備えていただければ幸いです。そして、タクシーの禁煙化は乗務員の方々に必要なことであることを理解していただければと思います。