四国・愛媛県の松山から徳島まで高速バス・吉野川エクスプレスに乗車したので、その乗車体験記だ。
昼過ぎに松山での仕事が終わり‥はてどうしたものか、と思案して、徳島へ行ってみようと思いつき、乗車することになった。(笑)
【乗車日】2012年11月29日
【乗車区間】松山市駅14:00~JR徳島駅
【運行区間】松山市駅・JR松山駅・大街道・松山インター口~~徳島駅
【担当バス会社】徳島バス(伊予鉄・JR四国バスと共同運行)
旅のはじまりは伊予鉄のターミナル、松山市駅からだ。
松山までのアシは、福岡から夜行高速バス道後エクスプレス福岡に乗車。
↑写真の道後温泉で風呂をいただいた後、仕事。
仕事が終わって松山市駅に出向いた。
松山市駅は高島屋を併設し、郊外電車や市内電車、高速バスなどが発着するターミナルだ。
その他、各行き先の高速バスが発着し、それなりににぎわっている。
岡山行き。(両備バス)
JR四国バスの高知行き「なんごくエクスプレス」。
伊予鉄・土佐電・高知県交通グループのホエールエクスプレスとダブルトラックだ。
それなのに松山市駅にも停車し、ちゃんと案内もあるから不思議。
高松行の坊ちゃんエクスプレス。伊予鉄担当便。
その後、徳島行きの吉野川エクスプレスが横付け。↓
徳島バスははじめてだ。
JRの松山駅からは少し離れており、注意が必要だが、たいていの高速バスはJR松山駅も経由する。
車内の様子。
縦11列で座席が並ぶスタンダードな仕様。
座席幅は若干狭いが‥背もたれはよく倒れて、西日本らしい。
足置きくらい付いているとありがたいが‥このご時世、コストダウンも大事だ。(笑)
青い座席が岩手県北バスの106急行を髣髴とさせる(笑)
JR松山駅・大街道にも停車して、数人ずつの乗車。
松山インター口、川内インター口からの乗車は無く、都合8名、これで本日の便の乗客は確定。
画像は川内インター口だ。
松山から高速で山地を一気に超え、新居浜方面へ出る。
海がキレイだったり、四国有数の工業地帯で製紙工場が集積している。
今回はあいにくの天気。
トイレの様子(笑)
ちゃんと窓もあり、真空吸引式だ。やはり新型エアロエースは違いますね。
川之江・三島インター。
なぜだかここで1名下車。
ここから川之江JCTを経て徳島道へ。
山深い四国山地の中を順調に走る。
三好付近で吉野川(と思う)をパス。
徳島の市街地が近づいてきた。
しばらくして徳島インターを降りて国道11号を走行。
吉野川を渡ると徳島はもうすぐだ。
定刻より10分以上早く徳島駅前に到着。約3時間のバスの旅は終わった。
途中、1時間ほどは眠ることができて、道後エクスプレス福岡号の疲れはある程度取れた。(笑)
乗車してみて思ったことは、高速バスの台頭でJR四国は苦しい経営を強いられるだろう。
特に松山~徳島間などは直通の特急などがなく、乗り換えが必要なうえに、所要時間も高速バスのほうが短い。
松山~徳島間は、定刻で3時間10分程度だ。
高速バスもJR四国にとってはツラい相手だが、いちばんの敵はマイカーだろう。
これは、高速バスの乗車率からも伺い知ることができる。
徳島からはN2000系の特急うずしおにでも乗車してみよう。
実は徳島は約20年ぶりの訪問。
駅ビルも立派になり、隔世の感がある。(笑)