いろいろあった2020年 - 乳がん闘病編④
マロンママに紹介してもらった病院を調べてみらたかなり有名な病院だった通常の検査や診察などは東京のサテライトクリニックで受診でき手術だけ千葉の本院、もちろん執刀医は東京の先生病棟もすごくきれいで個室もお値段はとってもリーズナブル少なくとも1週間は入院するから、やっぱり快適に過ごしたいそんなことも考慮して、こちらの病院に行ってみることにがん検診をしてくれた先生に書いていただいた紹介状を持っていざ当たり前のことなのだろうけれど血液検査、エコー検査、MRI、CT とあらゆる検査をしたーCT のとき腕から注入された薬が血液に混ざって あっという間に身体じゅうを駆け巡ったようなあの感じには びっくり仰天した血液って、こんな速さで身体をめぐっているんだと人体の不思議を体感したのだったすべての検査を終えて主治医の先生は「乳管内での がん細胞の広がりも深さ的にも温存で大丈夫。このあたりからメスを入れて、だいたい 1/3 くらい切り取ります」という診断。最初から全摘と再建は希望していなかったので、ほっとした。ダメもとで「こんなに初期なのに、やっぱり手術しないといけないのですか?」と聞いてみた「ホルモン療法は副作用もあるし、初期でも手術をお薦めします。がん細胞は確実に存在しているし、それがいつ浸潤するのか、しないのか、そればかりは誰にもわからいけれど、そういうことを案じながら生活するよりは、切ってしまったほうがいい」という答えに納得して、手術の日程を組んだ。当初の予定は2月13日だったのだけれど突然の父の訃報があり急遽3月半ばに延ばしてもらったあの時も嫌な顔ひとつせずに、忙しいスケジュールの中延期してもらえて助かった2月は葬儀やその後の諸々の手続きでまさにあっという間に過ぎてしまいコロナが流行りだしたので体調管理にも気をつけながらいよいよ手術へ...。環境は抜群で手術日とその夜以外はとっても快適に過ごせたのだった