え? まさか自分が 乳がん?

 

それが一番最初に頭に浮かんだ言葉だった

 

しばらく検診をさぼっていたため 2 年ぶりの検診へ

マンモグラフィーでみた右乳房の 「石灰化」 は

素人の自分が見ても 明らかに不自然な感じだった

 

石灰化が一直線に並んでいる

白く光るような一筋の線に見えた

 

マンモに続いて 超音波検査へ

それでも しこり は見当たらない

そして 医師の勧めにしたがって

細胞検査へ...

 

すごく痛いと聞いていたけれど

先生が上手だったのだろう

一瞬 「イターッ!」 というのがあっただけで

後は大丈夫だった

 

結果は1週間後

 

先生の

「病気が見つかりました」 

の一言を聞いても

 

「え?そうなの?えー?」 みたいな感じで...

 

非浸潤性乳がん

癌細胞が乳管の中に納まっているステージ0の癌です。

乳管内にあるので、まだしこりはできていない状態です」

 

という説明に 安堵するも

 

「ただしかし、言いにくいのですが

全摘 をお薦めします」

 

????????

え? 全摘?

全摘ってなに?

 

全部取るってこと?

 

だってステージ0で しこりもないんだよねー

 

え?なに?

 

そこから一瞬は頭の中が真っ白になったのだった(続く)

 

 

 

結果を知ったのは

クリスマスの翌日 2019 年 12 月 26 日だった...。