2016年3月12日(土)、17:40~
宇都宮南図書館内、サザンクロスホール
第3回うつのみや春の演劇フェスティバル出場作品
劇団Nextstage7-66第9回公演(第4回ホール公演)
「冷蔵庫んとこ。」
~あらすじ~
――「お母さん、待ってて。私がお父さんの代わりに、シャネルの財布を、絶対プレゼントしてみせるわ!」――
大学生の斉藤菜摘(19)は、飲食店でアルバイトを始めた。
慣れない接客業、頼れる先輩、そして多少癖のある店舗スタッフたちに囲まれ、菜摘は目的達成のために邁進していく。
舞台は彼女たちの裏側、バックヤードである通称「冷蔵庫んとこ。」。
社員、パートタイマー、アルバイター入り乱れる複雑な人間関係の中で、彼女は何を感じ、どんな苦難に立ち向かうのか……!
劇団Nextstage7-66、新規団員・作家を揃えてお送りする、ハートフルお仕事シアター!
……おばんです!
今回は脚本を担当しました中山が日誌をお送りします
先々週にキャストが決まり、先週に衣装やスタッフワークやらをまとめ……いよいよ本稽古が始まりましたっ!
3月12日の本番まで日数が限られてくるので、休日にも稽古を挟み、どんどん仕上げていきます。
お芝居をやっていて一番忙しくなるのが、二か月前~本番のこの時期ですねっ
今日は配布された脚本をみんなで読み、演出の進行に沿いながら「登場人物たちはどういう人なのか?」ということを話し合いました。
「現実にこういう人いるよね~」
「きっとこの子は(舞台上ではない所で)こういうことをしてるに違いない!」
「めっちゃこいつ真面目な人だよね」
「この台詞はどういう背景があって出てきたの?」
など。
実際には存在しない、架空の人物たちに現実味を与えること。
そして自分たちも、その存在しない人に対して共通したイメージを持つこと。
書かせていただいたのは私ですが、作者の手から離れ、キャストさんやスタッフさんたちの想像力が加わって初めて、板の上に上がるんだということを
強く実感しています。
その最中にも、「ここ削った方が伝わりやすいよね!」「この言い回し、もっと工夫できるはず」と、上演までにたった一つの台詞が磨かれていく過程も
楽しむことができて、本当に日々勉強です!
皆さんも冷たい風に負けず……体調管理もしっかりして、風邪引かないようにしてくださいね!
以上、1/23の稽古日誌でしたー!
担当/Y.N.