「少食」は、健康・人相・運命を変える
江戸時代に観相学の大家として活躍した水野南北さんは
若いころ、ずいぶんと荒れた生活を送っていたそうです。
10歳から飲酒を始め、けんかの絶えない幼少期を過ごし、
18歳の時には酒代を稼ぐ目的で罪を犯して
牢屋(ろうや)に入れられてしまった、といいますから、かなりやんちゃですね。
この牢屋で、一緒に入牢している囚人と、
一般の人たちとでは明らかに人相が違うことを発見し、
人相学に興味を持つようになったと言います。
出獄後、人相を観てくれるという易者に
「あなたの寿命はあと一年です」
と、予言され
「その難を逃れるためには出家するしかない」と教えられた南北さんは、
さっそく近くの禅寺へ弟子入りを志願します。
ところが、住職はまったくとりあってくれません。
それでも、必死にお願いをしていると、
「わかりました。では、これから1年間、
麦と大豆だけの生活を続けてきたら入門させましょう」
という言葉をいただくことができました。
そして1年後・・・。
命惜しさに続けた「麦と大豆だけの生活」は、
南北さんの人相をすっかり変えていました。
以前の易者は、とても驚いて
「あなた、何か大きな功徳を積みましたね。
寿命がうんと延びましたよ。」
と、言ったそうです。
その後、21歳になった南北さんは、本格的に人相の勉強を始め、
晩年には皇室にもひいきにされるほどの観相家として大成しました。
南北さんは、こうした自らの体験から
「少食」を理想的な食事の仕方として紹介し
「その効果は心身を健康にして、人相や運命までも好転させる力がある」
と述べています。
お腹いっぱいになるまで食べない「腹八分目」の効用は、
これほどまでに幅広いということですね。
腹八分目を無理なく実践するために、
南北さんをはじめ古の先人たちが伝えてくれた秘訣は「よく噛む」ということ。
脳の中にある満腹中枢との時差が縮まることと共に、
よく噛むことによって出る唾液の消化酵素が
栄養素の吸収効率を高めてくれます。
その結果、からだが必要以上の量を欲しなくなるのです。
南北さんは「食欲がない時には食べない」ということも述べています。
食欲がない時は、からだが何らかの調整をおこなっている場合が多いので、
そんな時に無理をして食べ物を入れてしまうと、
不調な箇所を治癒しようとしているエネルギーが消化する方にまわってしまいます。
つまり、逆に自然治癒力を弱めることになってしまうんですね。
よく噛んで、素材の味をゆっくりと楽しんでいると
知らず知らずのうちに「腹八分目」が実践され、
こころとからだが発する声にも素直に耳を傾けることができるようになります。
「少食」には、健康状態ばかりではなく、
人相や運命までも好転させてしまう力があるのです。
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