なぜ、「笑う」と健康になるのか?
笑うことが、こころとからだの健康によいことは、
元氣な長寿者に笑顔の素敵な方が多いことからもよくわかります。
「笑い」の医学的効用を研究している医師の昇幹夫先生は、
著書「笑いと食と健康と」の中で、
笑いがもたらす健康効果の実例を紹介しています。
・1995年3月、日本医大リウマチ科の吉野槇一教授は、
中度から重度のリウマチ患者さん26人に落語を聴いてもらい、
その前後で血液検査をおこなったところ、リウマチの痛みや
炎症を示す物質が22人の患者さんで顕著に減少していることが確認されました。
(こういう効果は、リウマチの治療薬である副腎皮質ホルモン
(ステロイド)を大量に使わないと起こらないそうです)
・2003年1月、筑波大学名誉教授の村上和雄先生が
吉本興業とくんでおこなった実験では、25人の糖尿病患者さんに寿司を食べてもらい、
1日目はその後に大学の先生から糖尿病の講義を受けてもらいました。
2日目は寿司を食べた後で、有名な漫才コンビB&Bの漫才を聴いてもらいました。
2日間とも同じように、食後2時間後の血糖値を測定したところ、
漫才を聴いた2日目の平均血統上昇値は、1日目に比べて
大幅に下がっていることが確認されました。
筑波大学にはその後
「B&Bという薬は、どこに売ってるんですか?」
という問い合わせが殺到したそうです・・・。
以前、落語家の方から
「面白くて笑うのはあたりまえ、
面白くなくても笑っていた方が健康にはぜったいにいいんです。
その方が僕たちも助かるし(笑)」
という話を聴いたことがあります。
じつは、この「面白くなくても笑うこと」の効用は、
すでに実験結果として証明されているのです。
順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生は、
著書「なぜ、「これ」は健康にいいのか?」の中で、
口角をちょっと上げるだけでも副交感神経は上がる、
という実験結果を紹介しています。
つまり「作り笑い」でも効果がある、ということです。
仕事から疲れて帰ってきた時に、
子供の寝顔を見たり
ペットに出迎えられたとたんに疲れが吹っ飛んでしまうのも、
思わず笑顔になった瞬間の効用なのかもしれません。
小林先生は、同著において
「医師が笑顔でいるかいないかで、
患者さんの治りが早くなったり遅くなったりする」
として、その理由について次にように説明しています。
「表情が変われば自律神経のバランスが変わり、
自律神経のバランスが変われば血行や免疫力が変化するのですから、
当然治るスピードも変わっていきます。
つまり、医師が笑顔で接すると、患者さんも笑顔になり、
結果的に治癒力が高くなるので治りも早くなるということです。」
笑顔を見た人は、思わず笑顔になりますから、
このお話は家族や友人、職場の人たちとの関係など、
ふだんの生活にもそのまま当てはめることができそうです。
笑顔は表情筋を動かして、顔にあるたくさんのツボを刺激しますし、
笑顔になる時の筋肉の動きは、
脳の中の幸福感を感じる部分の血流を増やすことがわかっています。
心理学者のウィリアム・ジェームスが
「顔の表情が感情をつくり出している」と述べているように、
私たちは「面白いから笑うし、笑うから面白くもなる」のです。
また、それは
「元氣だから、幸せだから笑えるし、笑うと元氣で幸せにもなる」
という、こころとからだの法則にも通じています。
「笑う角には福来たる」。
笑うことは、自分の健康ばかりでなく、
周りも健康にしてくれる万能薬なのです。
参考文献
健康の基本 ~心と体を健康にするカンタン習慣63~ (ワニプラス)/鳴海 周平

新刊が発売になりました!!
毎日たった1分間の健康習慣が、あなたを「医者いらず」にします。
医者いらずになる「1分間健康法」 (ワニブックスPLUS新書)/帯津 良一
- あなたに贈る 食の玉手箱 こころとからだに効くやさしいレシピ付き (ワニプラス)/ワニブックス

- ¥1,512
- Amazon.co.jp
ー 健幸セミナーなどのイベント情報 ー
こころとからだと魂のHADO(波動)を高める楽しい勉強会です。- ー こころとからだの健康タイム ー
「ラジオ番組」「月間連載」「各界を代表する達人たちとの対談」を
通じて、こころとからだと魂の健幸情報を発信しています。
ー 自然の恵みをそのままに エヌ・ピュア ー
鳴海周平が代表を務める株式会社エヌ・ピュアの公式サイトです。
自然の摂理にかなった本物商品だけを厳選してご紹介しています。
