【連続講座「なぜフェミニズムは社会を変えられないのか?~日本で闘えない幾つかの理由」第1回】
「見いだされたいフェミニズム問題~トランス差別・分断・インターセクショナリティ」
日時:8月13日(火)19:00-21:00 ハイブリッド開催
講師:飯野由里子✖️梁・永山聡子✖️熱田敬子(ふぇみ・ゼミ&カフェ運営委員)
●講座概要
あらゆる差別に反対する立場であるはずのフェミニストが、なぜ人種差別、障害者差別、トランスジェンダー差別を続けるのでしょうか? インターセクショナル・フェミニズムは、社会正義という観点からあらゆる差別に対抗するための実践として登場したはずです。しかしインターセクショナリティという言葉は今や、マジョリティ・フェミニストが自身の優位性を棚上げするための「免罪符」として流用されています。マイノリティ女性の主張を過小評価し、社会を変えていくために不可欠な内部批判を「分断」として遮断しがちな日本のフェミニズムの問題に、ふぇみ・ゼミ&カフェの運営委員3名が迫ります。
●参加費
お申込はこちら https://2024summer.peatix.com/
一回券 一般 1,980円(税込)
2024年度寄付者〈1万円以上〉・学生 1,650円(税込)
2024年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)
●連続講座(全4回)ー全体概要
「なぜフェミニズムは社会を変えられないのか?~日本で闘えない幾つかの理由」
フェミニズムとは、闘いであり、社会の変革を求める運動だ。社会変革というものは、すぐには起きないし、簡単に賛同は得られない。長い、曲がりくねった道を歩きつづけなければならない。(「ハッシュタグだけじゃ始まらない東アジアのフェミニズム・ムーブメント 』大月書店)誰か・どこかに承認してもらうために運動するのではない。 しかし、現在の日本社会でフェミニズムといえば「女性が自分らしく生きられる社会を目指す」ことであるかのようだ。そのため、「自分に関係ない」と認識すると、フェミニズムを語りながら、障害者差別、トランスジェンダー差別、エスニシティ差別、セックスワーカー差別をしている。6月の日本女性学会では学問の自由の名の元にトランスジェンダー差別を堂々と行った。他方で、上記のような「差別はいけない」と考えている人々は、具体的な闘いをせずに、「インターセクショナリティ」を「免罪符」として利用している。 繰り返すが、フェミニズムは闘いであり、実践である。権威を疑い解体しなくてはならないのに、ジェンダー事典をまとめ権威づけし、ジェンダーに関する社会事象が登場する??燭咾防章晴箸謀阿垢襦?崑膤悗妊侫Д潺縫坤爐魘気┐討い襪海箸?親阿任后廚噺世錣鵑个?蠅法▲▲?妊潺◆Τ慍馮?宗?汰瓦文Φ羲爾墨兇辰?Retweetをしていることが、フェミニズム運動ではない。 本講座では、「なぜフェミニズムは社会を変えられないのか?~日本で闘えない幾つかの理由」について、ふぇみ・ゼミ&カフェの運営委員がフェミニズム運動をし続けている経験から語る。まずは、運営委員全員で「見いだされたいフェミニズム問題」を鼎談。それを踏まえて、飯野由里子「『やさしく見守る』フェミニズム?」、梁・永山聡子「皇室と結婚が好きなフェミニズム?」、熱田敬子「すべての女性のためのフェミニズム?」を展開する。
※すべての回に、UDトーク(校正者あり)による日本語リアルタイム字幕が付きます。
※すべての回で録画配信を行います
●日程/各回テーマ
【第1回】8/13 飯野由里子✖️梁・永山聡子✖️熱田敬子
「見いだされたいフェミニズム問題~トランス差別・分断・インターセクショナリティ」
【第2回】8/16 飯野由里子「『やさしく見守る』フェミニズム?」オンライン
【第3回】8/19 梁・永山聡子「皇室と結婚が好きなフェミニズム?」オンライン
【第4回】8/21 熱田敬子「すべての女性のためのフェミニズム?」オンライン
※時間は、全講座19:00-21:00。
●お問い合わせ
ふぇみ・ゼミ&カフェ事務所
〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403
メール:femizemi2017@gmail.com
HPアドレス https://femizemi.org/
申し込みサイト https://2024summer.peatix.com/