今年も広島県呉市から和☆Rockが来て被災地のために演奏を行いました。
呉市から大型バスで楽器も積んで16時間をかけて来ています。
和☆Rockは高校生、大学生、社会人の14名が来てくれました。1年間ボランティアで50公演以上を行い、優秀賞などを受賞している実力派の演奏家たちです。
2016年3月19日は仙台市柳生市民センターで20日は仙台市高砂市民センターで行いました。
柳生市民センターには名取市で被災した方が多く来場されました。
楽器等を下した大型バスが仮設住宅を回り、開場まで送迎しました。
地元の「すずめ踊り」や「桜ガールズ」さんとのコラボもあり、とても素晴らしいステージでした。
「桜ガールズ」さんは昨年の名取市文化会館に続き2度目の出演です。
一晩、バスの中で車中泊をしながら仙台に着いたのに、まったく疲れを見せない元気な素晴らしい演奏でした!
アンコールにも応え「カーニバル」の演奏を行いました。
20日の高砂市民センターは3度目の公演になります。
常連のお客様が多く、皆さん、お待ちかねです。
毎年、進化していく和☆Rockには、若さと情熱が感じられ見ている観客に、とても伝わってくるので、元気を貰います!
今日もアンコール「カーニバル」ではじけ、会場は一つになりました!
二日間の公演、ありがとうございました。
そして、かかわって下さったボランティアの皆様、広島ケナフの会様、広瀬川倶楽部様、ゆめ工房様、げんきアップ様、どっとなとり様、サロン「つなぐ」様、誠に、ありがとうございました。
また会場を提供してくださった柳生市民センターの館長様、3回目の高砂市民センターの館長様、ありがとうございました。
和☆Rockは翌日、福島市の花見山を訪れ、桜の記念植樹を行いました。
NPO花見山を守る会の代表髙橋様より案内され、今回は広島と福島をつなぎ、また3年連続で被災地での公演に来て頂いた御礼にと39本の桜を植樹をプレゼントしました。
今回は代表で1本のみ東海(とうかい)という桜を植樹しプレートは39枚作り、後程、桜の木に付けてもらうことになりました。
鐘がすぐそばにある分かりやすい場所に1本植えました。
いつも、演奏を終わると次の場所への移動ばかりで、ゆっくりする時間もない3年間でしたが、今年は、花見山をゆっくり散策してもらい、美しい景色を見てもらいたかったのです。
イメージキャラクターのミントちゃんにも初対面です。
今まで、シールやグッズでミントちゃんを見てもらいましたが、直接会ってもらいたかったのです。
この後、三春町でも演奏をして呉市に戻りました。
翌日の早朝5時に無事に着いたと連絡があり、ほっとしました。
皆が書いたプレートを付けた桜は早ければ2年で開花します。
いつか、また、福島に桜を見に来てくださいね。
和☆Rockの皆さんが、被災地にたくさんの元気を届けてくれた証に、この39本の桜が元気いっぱい育っていくことでしょう!
8公演、動員数のべ約1150人
本当に3年間、ありがとうございました!