昨年3月に行われた土地完了検査が不合格になってから10ヵ月も経過した今年の1月にやっと 2回目の土地完了検査が行われましたが、境界杭の件でまた不合格となった為、再び 境界杭の是正工事を行いました。

 

是正工事は1月29日に行われ、是正した杭の写真を建築会社が市に提出したら土地開発の検査済証が交付されるはずでした。

でも建築会社からは相変わらず連絡が無く検査済証が届きません。

この会社の事だからまだ写真を提出せず放置してるのかと思って市に問い合わせたら写真は提出したらしいですが今回もまた不合格だそうです。

 

前回のブログに載せたこの写真を見て違和感を感じた方もおられると思いますが、わたしもなんとなく変な感じはしたもののあまり深く考えませんでした。

 

なぜ不合格になったかというと、市は「人の土地にこんなに越境して何を考えてるんだ。こんな施工をする会社は初めてで私もなんとも・・・」と首を傾げ、怒りと呆れで失笑し言葉も無いようでした。

 

確かに11㎝も隣地に越境してます。

 

前回不合格になったのはプラスチック製の杭を使っていたからですがラスチック製の杭を使用する場合はコンクリートで固める事」と指導を受けました。

それは通常、根巻きとか根固め?というやり方で杭の根元をコンクリートで固めて固定して、上に土を戻すので仕上がりはこの赤い杭しか見えないそうです。

でも建築会社の施工は杭の根では無く、表面を固めて堂々と越境してます。

しかも木枠まで付けてます。

現場監督の指導の下に行われた是正工事ですが、施工者は測量の知識のない人が適当に施工したのでしょうか。

 

今回も不合格なので再び是正工事をして写真を提出しないと土地開発の検査済証は交付されません。

市は何度もH氏に伝えたそうですが約2ヵ月経過した今もまだ連絡がないそうです。

 

市の担当者に「まだ杭は写真の状態なんですか?」と聞かれたので「そうです」と答えたら「はぁー・・・」とため息をつき呆れ果ててました。

市もこの会社にはもう辟易という感じです。

 

そして、今日は再び県庁に行って苦情申し立てをしてきました。

県は前回と同じくその場でH氏に電話をしてくれました。

H氏は県に「今月中にやります」と言ったそうです。

3月24日の事なので今月中という事はあと1週間しかありませんが本当にやるのでしょうか。

もう何年も「〇月にはやる」と何度も騙されてきたので全く安心できません。