のぞみブログ

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子育て、教育ブログ

「元国立大学准教授の夫と、

国立大学附属教員夫婦による、

頭も体も心も最大限に高める子育て」

 

我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。

 

何か質問があればコメントへ!

 

 

 

毎年6-7月ごろの一時帰国。

 

学校の体験入学も無事終えて、次の旅行地へ移動します。

 

 

やってきました沖縄!!

 

 

子ども達にとっては、体験入学までは、友達と会ったり、おじいちゃんおばあちゃんに会える、楽しい時間。

 

そして、ここからが、「旅行」の始まりなのです。

 

しかも、子どもたちにとっては、初めての沖縄なので、さらにウッキウキ!!

 

息子は、体験入学時に、平和学習で沖縄について学んだということで、予習もばっちり。

 

 

到着すると、沖縄独特の湿度と気温で、生えている植物も、南国らしい。

 

車で走るだけで、子ども達は、周りの景色に驚いている様子。

 

 

ホテルに着いて、早速お散歩。

 

石畳や壁を見ると、沖縄を感じるなぁ。

 

 

双子は、どこへ行っても、虫が大好き。

 

日本にいたころ、お友達と「虫 昆虫団」を作って、ひたすら虫を追いかけ回していました。

 

海外では、あまり虫取りができないから、日本では、ひたすら虫を探しています。

 

中学生になっても、根本的な興味や関心は変わっていないよう。

 

 

ホテルの周りを歩いていると、セミの声があちこちから聞こえてくる!

 

早速、声を頼りに、あちこち探し回る双子。

 

「いた!ほらほら!」

 

もう都会では見られなくなったアブラゼミがいたそうで、子どもたちは大興奮。

 

 

こんな、何でもない時間って、旅行の醍醐味だと思う。

 

特に、何をする訳でもなくて、ちょっと歩いたり、興味のまま立ち止まってみたり、こういう時間が大好き。

 

子どもの中での、「あ!」と心が動いた瞬間、自分の思うように、やりたいことに熱中する時間。

 

 

おなかが空いたら、日本の絶品ごはんを食べたり、暑くなったら、アイスを食べたり。

 

海の音が聞こえて、海岸まで歩いてみたり、生き物を見つけて、追ってみたり。

 

子ども達は、ずっと海で遊びたいらしいし、私は、様々な景色を子どもに見せたい。

 

毎日、観光して、海に潜るというパターンになりそうだな。

 

 

みんなのやりたいことを、一つずつ叶えていくぞー!

 

沖縄ごはんを食べつくすぞー!

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。

 

いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!

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アメリカの現地校で、友達がたくさんいる娘。

 

学校が好きすぎて、毎週土日は、「早く学校行きたいなー。」とソワソワしているくらい。

 

毎日友達と遊びたがり、毎週末のように、誰かの家に泊まりに行きたがっています。

 

 

アメリカだけでなく日本でも、毎年、6-7月ごろに一時帰国して、公立小学校に通わせてもらっている娘。

 

今年も、同じ学校に、体験入学させてもらうことになりました。

 

日本の勉強は難しく感じるので、学校自体は好きでなくて、「あー、日本の学校かぁー」と、落ち込み気味。

 

それでも、一年ぶりのお友達に会えるのは、楽しみの様子。

 

 

一年ぶりに訪れた学校の初日。

 

教室に着いた瞬間、クラスのお友達たちが、拍手で迎えてくれて、集まってきてくれました。

 

「俺、〇年の時、同じクラスやったやんな!」

 

「△△やで!(娘)ちゃん、覚えてる?」

 

一年ぶりというだけで、注目してもらえ、娘もちょっと戸惑いながらも嬉しそう。

 

先生が、「靴置き場連れて行ってあげて!」と言うと、何人かの女の子が、「一緒に行こう!」と、娘の周りに集まってくれました。

 

 

学校は乗り気でないものの、お友達のおかげで、楽しく通えた体験入学。

 

私の希望は、小学校6年生まで通うことだけれど、来年の中学でも、「通ってもいいかもなー。」と、まんざらでもない様子。

 

 

最終日、先生にご挨拶に伺うと、お友達から「アメリカの住所教えてください!」と、娘と共に囲まれた私。

 

かわいらしいお友達は、次々娘にこう言います。

 

「絶対手紙書くから!文通しよな!」

 

「来年も絶対待ってるから、また来てや!一緒に中学行こうな!」

 

「次はアメリカ行くから、そこで会おうな!」

 

「(娘)ちゃんの家に遊びに行っていいですか?」

 

なんていいお友達に囲まれたんだろう。

 

ここ日本でも、BFF(Best Friend Forever)に出会えた娘。

 

 

体験入学を受け入れるのは、大変だと分かりながらも、毎年厚かましくお願いしているのには、理由がある。

 

うちの子どもにとっても、違いを知るいい機会になるだろうけれど、お友達にとっても、何かのきっかけになればと願っているから。

 

 

こんな風に、「アメリカに行ってみたい!」と思ってくれるお友達がいてくれるなんて、なんて嬉しいんだろう。

 

 

最後は、娘が見えなくなるまで、みんなで手を振って見送ってくれました。

 

「また来年絶対会おうなー!」と。

 

娘は、みんなのおかげで、最高の日本の学校生活を過ごすことができたよう。

 

次は、アメリカで遊ぼうね!

 

みんなまとめていらっしゃい!!

 

 

 

 

 

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和菓子職人弟子入りを約束していた息子。

 

色々あって、その和菓子屋さんは、1,2週間前に閉店してしまい、その道具の多くを譲ってもらった息子。

 

その精神を受け継ぎたいという思いを抱えながらも、現実の問題は、「明日から何しよう?」ということ。

 

せっかくの日本、せっかくの一人時間。

 

毎日夕方まで、予定がなくなってしまった。

 

 

私は、何かのボランティアをさせたくて、こども食堂を探すも、行ける範囲で、平日昼間は活動されているところはなく。

 

能登半島地震のボランティアに行かせようかと思うも、中学生一人を受け入れてくださる感じではなさそう。

 

兵庫で牧場を経営しているお友達に、ボランティアさせてもらえないかを聞くも、あまりにも突然で、難しいとのこと。

(そりゃそうだ。各部門に問い合わせてくれて、心から感謝!)

 

 

結果、交通費は出してあげるから、自分で行きたいところに行ってきなさいと、テーマを与えました。

 

そこで、息子が考えて出した結論が、大阪の周りを、一人で回りたいとのこと。

 

 

 

初日は、電車やバスの乗り方、チケットの買い方、歩く道のりも一緒に確認。

 

一日目は、京都の銀閣寺へ。

 

電車の乗り降りに、少し自信が持てたようで、次は、自分で調べて、必要な交通費の金額を受け取った翌日。

 

 

 

二日目は、奈良の法隆寺周辺へ。

 

自分で行きたいところに行けた自信がますます付いたようで、お寺の歴史も少し学び、教えてくれました。

 

「一人以上と話しておいで。」と目標を与えると、駅員さんやチケットの方と、一言話してこれるようになった息子。

 

 

 

三日目は、和歌山の和歌山城へ。

 

電車移動中は、寝ることはできないので、自分なりに色々調べたようで、大阪周辺の大まかな鉄道を把握できたよう。

 

ここでは、「英語で困ってる人を助けようと思ったけど、気づいたら遅かったからできなかった。」とのこと。

 

言葉が通じないことや、道が分からない不安を体験した上で沸き上がった気持ちなんだろうな。

 

息子が、毎日毎日とっても大きく、自信をもって顔が生き生きしていく様子が、本当に誇らしい。

 

 

 

四日目は、兵庫の牧場へ遊びに行かせてもらい、お友達ファミリーとも遊べて、人とたくさん触れ合えて、この旅の〆となりました。

 

 

思いのほか、一人で大冒険をすることになった息子。

 

二年前、初めてコンビニに行けるようになり、昨年、初めて子どもだけで電車に乗れるようになった子ども達。

 

こんなことができる日本の治安に感謝しながら、今年、一人旅をやりきった息子、本当におめでとう!

 

心から誇りに思います。

 

 

 

 

 

 

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毎年一時帰国中は、たくさんのお友達に会い、それぞれの元勤務先へ、挨拶に行きます。

 

ただ、今年は、大臣はリモート仕事ということで、お昼は、ホテルで会議や仕事。

 

私は、朝昼晩と、それぞれ会いたい人に会い、分刻みスケジュールのような忙しさ。

(めちゃ楽しい!)

 

そのままの流れで、私は、大臣の元勤務先へ挨拶に行くことにしました。

 

私 「大学行ってくるわ。」

 

大臣「え?いいけど、おかしくない?」

 

私 「何が?」

 

大臣「俺いけへんのに。」

 

私 「・・・そう?いいやろ、別に。」

 

とのことで、私だけで研究室を周ることに。

 

 

大臣の大学時代、研究室の教授は、とても優しい方で、研究室の飲み会やらに、よく私も誘ってくださっていました。

 

大学での花見やパーティーなんかにも、子ども連れで参加させていただき、本当に楽しかったなぁ。

 

海外の学会にも、私は子ども連れでひょこひょこ付いて行っていたくらい。

(海外ではよくあることだけど、日本人で、家族連れはとても少ない。)

 

特に、女性の研究者や助手さん、秘書さんとは、個人的にも仲良くなって、主人抜きで会うくらい、仲良くさせてもらうようになりました。

 

 

 

私と同年代の先生は、もう教授になられた方もいて、独自の研究室をお持ちになっています。

 

いくつか研究室を周るのに、先生方の会議の都合やらで、待ち時間が多そうなので、PCを持っていくことにしていた私。

 

「秘書さんに伝えてるから、Wi-Fi使って仕事してくれていいよ。」

 

と言われて、暑い中、PCが入ったリュックを抱え、えっちらおっちら研究室を回っていたのに。

 

気づけば、どこの研究室でも話しすぎて、先生がいないときは、秘書さんと話が盛り上がり、リュックが開かれることはありませんでした。

 

せっかく重いリュックを抱えていったのに、話が楽しすぎた。

 

一年ぶりの懐かしのお顔を見られて、近況報告をしあって、お昼までご馳走になって、いい時間でした。

 

 

 

実際に勤務していた大臣はおらず、その妻が一人で研究室訪問をするのは、確かに珍しいかも。

 

いや、たぶん私くらいか。

 

それが私。

 

 

ホテルに帰って、大臣に機関銃のようにあれこれ皆さんの一年分の報告をして、その日のまとめとなりました。

 

また来年、互いにいい報告ができるために、懸命に毎日を生きるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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アメリカでのバスケットボールシーズンは、秋冬です。

 

今年は、それに加えて、春バスケも挑戦していて、日本への一時帰国ギリギリまで、バスケをしていました。

 

練習は、週に3度ほど、試合が週末に2日あったりなかったり。

 

それに加え、毎朝シュート練を1.5時間ほどやり、夕方には、自主練をほぼ毎日やっています。

 

 

春頃、試合をしていてぶつかった息子が、腰を痛め、歩けないほどの状態になって帰ってきたことがありました。

 

だけど、数日するとマシになってきて、軽く練習を始めると、また痛んだりするそうで。

 

チーム練習や試合は、80くらいの力でやっていたそうだけれど、試合の日は、必ず痛くなるということを繰り返していました。

 

 

私は、まぁそこまでの痛みではないし、もし長引くようであれば、病院に行ったほうがいいかなぁというくらいに考えていて。

 

アメリカの医療は、もうひどく、診てもらうためにも時間が掛かるし、費用も、恐ろしい。

 

 

日本一時帰国のタイミングで、病院を受診することにしました。

 

スポーツ専門の病院で、先生に診ていただき、「これやって。このポーズは?」と、色々診断していただきます。

 

日常の痛みがゼロの息子は、「痛くない。何ともない。できる。」と、全てパーフェクトな動き。

 

うちの状況をよく知ってくださっている先生なので、「まぁ何もなさそうやけど、レントゲン撮っとこか。」と言ってくれました。

 

 

そして、レントゲン結果を見て、「CT撮ったほうがよさそう。」と、CTまで。

 

結果、「第5腰椎分離症。疲労骨折や。オーバーユーズやな。このままやったらすべり症になるで。」との診断でした。

 

ま!さ!か!の診断に、息子も私もびっくり。

 

 

これから、コルセットを巻いて、「三ヶ月スポーツを全てストップするべきだ」とのお話に、息子は、涙。

 

 

アメリカからわざわざ、日本一のチームの練習に参加するために、渡日したのに。

ダイビングの予約を入れて、楽しみにしていたのに。

初めて、子どもだけで、大きなプールに行こうと、約束していたのに。

 

きっと、色々な感情が湧いてきたんだろう。

 

私は、息子の背中をさすりながら、先生の話を聞きます。

 

ここで見つかったのは、ラッキー。

今なら、回復する可能性が高い。

長くバスケがしたいなら、今は一度休むのが、自分のため。

 

息子は、泣く泣く、コルセット生活を受け入れました。

 

帰り道、息子はぽつんと呟きました。

「(双子)に、また抜かされる」

 

頑張り屋さんで、自分のやりたいことを、一歩ずつ進めていける息子。

 

今は、休むことを一番に。

息子の「楽しい!」を、一緒にたくさん見つけていこう。

 

 

 

 

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我が家の英才教育。

 

 

最近、よく食べるようになってきている双子。

よく、お友達のおうちで、ごはんをご馳走になるけれど、「こんなにたくさん食べてくれるの、爽快やわ!」と、褒めてもらいます。

(いや、嫌がられてるだけ?)

「(炊いた)ごはん、全部なくなっちゃったわ!」と言われたことも。

双子自身も、お互い、どれだけ食べたかを常に競い、「ごはん〇杯食べたで!」なんて、言い合っています。

 

そんな時、大臣が、昔食べた大食いの武勇伝を話し始めました。

 

「誕生日の時は、研究室メンバーで王将によく行ってなぁ。

ラーメンと、誕生日の数の餃子をみんなで奢り合ってたなぁ。」

とか、色々。

 

ラーメンに加えて、餃子を〇十個食べたとか、そんな話を、双子は嬉しそうに聞いています。

 

「大盛りのお店もよく行ってたなぁ。

研究室のメンバーで、20回は通ったかなぁ。

お父さんは、一回も残したことないねんで。

年々、完食できる学生が減ってきてたなぁ。」

 

そうなると、双子はもちろん「行きたい!次の日本で行こう!」と、前のめりでお願いしてきます。

 

 

そんなこんなで、大臣の青春のお店に、双子を連れていくことにしました。

 

普段、あまり口数が多くないのに、昔通っていた当時の話や、完食するための技などを、あれこれ双子に伝えます。

私は、いつもはずーっと話してるのに、大臣の熱さに押されて、話すタイミングを失い、ほぼ黙ったまま。

なんだ、この構図。

珍しすぎる。

 

 

「揚げ油が苦手なら、〇〇のメニューの方がいいし、豚の油が苦手なら、△△の方がいい。

人によって、苦手な油って違うから、体に合ったものを選ぶのが、まず大事やで。

 

キャベツは、お持ち帰りできないから、まず、食べた方がいい。

満腹中枢は、20分くらいで出てくるから、初めのスピードが勝負や。

水を飲むと、胃の中で膨らむから、あまり飲み過ぎない方がいい。」

 

(フードファイターか!)

 

と、ツッコミたくなる気持ちを抑え、大臣のマル秘(でもなんでもないけど。)テクニックを素直に頷きながら聞く二人。

 

 

結果、初めての挑戦は、半分ほどをお持ち帰りとなりました。

 

大臣は、満足そうに、こう言います。

「まだ、俺のピークの時には及ばんな。」

 

そして、涙ぐみながら、こう呟きました。

「もうこれで、思い残すことは何もない。

これで、伝えられることは全て伝えた。」

と。

 

大臣、もう思い残すことはないそうで、伝えたいことは、全て伝えきったそうです。

(なん!で!やねん!)

 

双子は、帰りにサンドイッチ用食パンを買い、翌朝、美味しそうに残りの半分を食べきっていました。

 

またいつか、挑戦する時が楽しみだね。

(揚げ物がやや苦手な私は、普通サイズのクリームコロッケを、美味しく頂きました。)

 

 

 

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一時帰国で、和菓子職人に弟子入りする予定だった息子。

 

色々あって、そのお店は閉まってしまい、弟子入りができなくなってしまいました。

 

 

だいぶおじいちゃんになった、そのご主人を尋ねると、おうちに上げてくださり、色々話を聞かせてくれました。

 

丁稚奉公から始まり、殴られ、子どもの世話をしたりおんぶをしながら、和菓子やさんを転々と修行に回った話。

 

スーパーができ初め、安い和菓子が出回るようになり、小さなお店では、なかなか経営が厳しかったこと。

 

近くに、全国区の有名な和菓子のお店の店舗ができ、食べてみると、いい材料を使っていないことが分かったこと。

 

 

 

私たちが、日々、何を選び、買い、口にし、身にまとうか、その一つ一つが、日本の未来を作っていく。

 

そんなことに気付ける話を、私ではない他の大人が、息子に伝えてくれたことは、本当に価値ある時間だった。

 

 

 

息子は、お店を閉める掃除や力仕事をしたいと申し出たけれど、業者さんが既に入っていて、必要ないという。

 

聞くと、そこにあった道具は、全て処分されるとのこと。

 

「もったいないですね。」と話していると、ご主人が、「今から見に行こう。」と、突然おっしゃった。

 

 

 

業者の手が入ったそのお店は、季節ごとに美しく飾られていた飾りも、ご主人の手で書かれたお品書きも、何も残っていなかった。

 

だけど、お菓子作りに使われた道具や、落雁の型、8斤焼けるカステラの型や、ありとあらゆるものを、譲ってくれるという。

 

私たちが、厚かましながらもお願いしたのは、暖簾。

 

もうそのまま処分されるという暖簾を、どうしても持って帰りたかった。

 

ご主人の話を聞き、どれだけ大切にしてきたお店かを聞くと、まさかそれを捨てることはできない。

 

ご主人は、「一回も洗濯してないでー。」なんて笑って言いながら、喜んで譲ってくださった。

 

 

 

私たちは、この暖簾を持って帰って、アメリカで息子が暖簾を掲げる。

 

それを、ご主人がお元気なうちに、写真を撮って届けようと思う。

 

息子は、いただいた道具全て、みたらし団子を焼く機械まで、持って帰るつもりでいる。

 

 

日本食1年分を買って詰める予定だったスーツケースは、なぜか、和菓子を作る業務用の機械や調理用品で埋まってしまった。

 

かなり予想外な展開だけれど、ここは、息子の意思を尊重しよう。

 

和菓子職人の弟子入りは叶わなかったけれど、息子は、きっとそれ以上に心を揺さぶられる話を聞き、魂のこもった物を頂いた。

 

 

みんなで育てる。

 

みんなで育つ。

 

 

こんなに素敵なご主人と奥様の隣人でいられたのは、奇跡。

 

来年も、また会いに行こう。

 

お元気でいてもらわないとね!

 

 

 

 

 

 

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日本の頃に住んでいたマンションは、ありがたいことに子どもがたくさんいた。

 

マンションが建った頃は、公立小中校の一クラスが、うちのマンションの子どもで埋まったそう。

 

双子の同級生も、10数人いて、みんなでよく遊んだなぁ。

 

夏は、竹を切ってバルコニーに流しそうめんを組み立てて、お友達家族をたくさん呼んで、みんなでそうめん大会。

 

打ち上げ花火の日は、椅子をたくさん並べ、屋台メニューをたくさん作って、みんなで花火鑑賞。

 

冬は、杵と臼を出して、もち米をこれでもかと用意し、みんなでバルコニーでお餅つき。

 

それ以外にも、しょっちゅう子ども達を呼んで、水遊びをしたり、ゴザを敷いてピクニックをしたり、とにかく遊んだなぁ。

 

 

 

それが今では、娘は、体験入学させてもらっている小学校から、毎日マンションに帰って、誰かの家で遊んでる。

 

「ごはん食べていき!」と言われ、毎日のようにご馳走になり、ついでに温泉も入らせてもらい、お泊りまで。

 

私は、どこにいるか分からないので、とりあえず「娘いる?」と、あちこちに聞きながら、調査の毎日。

 

お迎えに行くと、「お母さんも食べて行って!」と、なんやかんやとごはんが次々出てくる。

 

お友達がたくさんいるので、「(娘)ちゃんと明日遊べる?明日はうちに来る?」としょっちゅう連絡が入る。

 

「明日は〇〇ちゃんの家にいるから行ったら一緒に遊べると思うよー。」と伝え、毎日遊ぶのに大忙しな娘。

 

 

 

私たち家族もたくさん招いてもらい、2日に1度は、どこかの家で、ごはんをご馳走になっている。

 

「1年かけて、メニュー考えたから!」と言ってくれるおうちや、食後の花火まで用意してくれての、黄金コースまで。

 

歩いていると、本当にたくさん声を掛けてもらい、まさにふるさと。

 

 

 

渡米する日、数えきれない人がエントランスに集まってくれて、お別れ会をしてくれた。

 

「子ども達にとっては、このマンションが故郷だから、また帰ってこさせてください。」

 

と泣きながら話して、丸5年。

 

本当に本当に、大好きな大好きな故郷のマンション。

 

そして、間もなく、ここで育ったお友達たちが、アメリカの我が家へ遊びに来てくれる計画を立て始めてくれている。

 

その時は、全力で我が家で楽しんでもらおう。

 

 

みんなで育てる。

 

みんなで育つ。

 

そんな理想の小さな社会。

 

子どもたちが、ここで産まれ、育つことができたことが、人生最大のラッキーかもしれない。

 

優しい、温かい心を持った人たちに囲まれて、みんなで走り回った生まれ故郷。

 

 

 

 

 

 

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釣りが大好きな双子。

 

アメリカでも、予定のない週末は、ひたすら釣り。

 

潮の様子と、放流を調べ、毎度あちこち早朝から釣りに出ています。

 

日本でも、川や海を見る度、水の中をじっと見つめ、ひたすら魚を探す双子。

 

 

そんな釣り好きの二人の友達は、やっぱり釣り好き。

 

毎年お友達家族に誘われて、一緒に釣りに連れて行ってくれるのです。

 

今年は、船を借りての船釣りということで、さらに気持ちも昂っているよう。

 

 

毎年、釣りの日は、前夜から泊まらせてもらうのだけれど、二人は興奮してあまり寝れないそう。

 

今年も、予定よりかなり早めに目が覚めて、友達家族が起きるのを待っていたとか。

 

二人にとってはようやく、それでも十分早い、夜中3時ごろに出発したそう。

 

お天気には恵まれたけれど、海は荒れ狂っていたそうで、波に揺られながら、6時間船上にいたというからびっくり。

 

結果、ハマチとアマダイが釣れたと、大喜びでした。

 

夕方ごろ戻ってきた時間に合わせて、私たちもお邪魔し、絶品料理をたくさんご馳走になります。

 

中学生になると、お友達も魚を捌き、見た目も美しい刺身の盛り合わせを作ってくれるので、もう感動。

 

お刺身の他にも、お寿司、フライ、焼きと料理してくれ、何品ものご馳走を前に、1年分の魚を食べる勢いでひたすら食べました。

 

 

アメリカでも、お金を出せば、何でも買えるし手に入るけれど、日本食は、とにかく高級。

 

飲み物も一緒で、国際線で、日本のビールを見つければ、もうそれ一択。

 

コンビニでも、普段飲めないものを買うから、梅、ゆず、すだちとかの、日本のフレイバーを選んじゃう。

 

お友達のおうちでも、日本のビールに興奮し、いつも多めに飲んでしまう私。

 

 

毎年毎年、互いの子どもが成長した姿を見せあって、色々報告できる時間は、本当に楽しい。

 

お友達は、昨年一人でオレゴンまで来てくれて、しばらくうちでホストをして楽しんでくれた。

 

そして、私たちが一時帰国した時は、こうしてあちこちに連れて行って、楽しませてくれる。

 

 

子育ては、一人ではできない。

 

できるだけたくさんの人の手で育てたほうが、価値観の広い人間に育つ。

 

一人の親が持つ価値観なんて、本当にたった一人分でしかない。

 

たくさんの人と関わって、任せて、任せられて、みんなで育てていこう。

 

こんな素敵な機会を設定してくれるお友達家族にバンザイ!

 

 

 

 

 

 

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一時帰国する度、元勤務校を訪れています。

 

中学から高校2年まで、5学年教えていたので、毎年帰って、子どもに会うのが楽しみでした。

 

だけど、今年、渡米する時に中学1年生だった生徒たちが、とうとう卒業してしまったのです。

 

毎年のように、ビデオレターで卒業をお祝いするための動画を送っていたけれど、それももうおしまい。

 

帰る度に、生徒と話したり、留学する予定の生徒と話したり、楽しい時間を過ごしたけれど、もう、知っている顔はいません。

 

 

だけど、悲しいことばかりではないのです。

 

卒業した生徒が、何かの報告の時や、話したい時に連絡をくれ、帰国する度に、会うことができて、これはこれで最高。

 

教師って、本当に本当に素敵な仕事だと思う。

 

自分の人生だけでなく、色々な人の人生を、側で見て、感じることができる。

 

子どもの彼らと話すのも楽しいけれど、大人になった彼らと話すのは、もう爆笑。

 

1年分のあれこれや、卒業してからのあれこれを、ひとつひとつ報告してくれる。

 

一時帰国中は、朝昼晩と、会いたい人が多すぎて、分刻みスケジュールの勢いなのだけど。

 

来年こそは、朝や昼でなく、一緒に飲もうと約束して、今年も別れました。

 

 

 

学校訪問では、私の知る生徒はいなくなったけれど、まだまだ大好きな人がたくさんいます。

 

「おー!」と抱き合い、あれこれ話して、また、次の部屋に行って、「おー!」の繰り返し。

 

職員室もそうだけど、事務員さんや用務員さん、守衛さん。

 

私のことを覚えてくださっていて、「先生、変わりませんねぇ!」と言われたり、「変わりましたねぇ!」と言われたり。

 

みなさんの笑顔が嬉しくて、こうして迎えてくださる雰囲気が、嬉しくなる。

 

 

私の大人の青春を過ごした場所。

 

今でも、同志とは、頻繁に話し、熱く語れる仲間です。

 

教育について、子どもたちについて、学校について。

 

ただの友達とは違う、本気でぶつかれる仲間がいることは、私の人生の宝です。

 

そして、そこにどんどん加わっていく、大人になっていく生徒たち。

 

みんなで、背中を押しあって、抱き合って、また来年成長して会おうと別れました。

 

 

 

 

 

 

 

アメリカでの我が家の日常や子育て、

日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。

 

N&M Academy LLC

 

皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。

 

いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!