「元国立大学准教授の夫と、
国立大学附属教員夫婦による、
頭も体も心も最大限に高める子育て」
我が家のオレゴン州での子育ての日常をお届けします。
何か質問があればコメントへ!
アメリカでのバスケットボールシーズンは、秋冬です。
今年は、それに加えて、春バスケも挑戦していて、日本への一時帰国ギリギリまで、バスケをしていました。
練習は、週に3度ほど、試合が週末に2日あったりなかったり。
それに加え、毎朝シュート練を1.5時間ほどやり、夕方には、自主練をほぼ毎日やっています。
春頃、試合をしていてぶつかった息子が、腰を痛め、歩けないほどの状態になって帰ってきたことがありました。
だけど、数日するとマシになってきて、軽く練習を始めると、また痛んだりするそうで。
チーム練習や試合は、80くらいの力でやっていたそうだけれど、試合の日は、必ず痛くなるということを繰り返していました。
私は、まぁそこまでの痛みではないし、もし長引くようであれば、病院に行ったほうがいいかなぁというくらいに考えていて。
アメリカの医療は、もうひどく、診てもらうためにも時間が掛かるし、費用も、恐ろしい。
日本一時帰国のタイミングで、病院を受診することにしました。
スポーツ専門の病院で、先生に診ていただき、「これやって。このポーズは?」と、色々診断していただきます。
日常の痛みがゼロの息子は、「痛くない。何ともない。できる。」と、全てパーフェクトな動き。
うちの状況をよく知ってくださっている先生なので、「まぁ何もなさそうやけど、レントゲン撮っとこか。」と言ってくれました。
そして、レントゲン結果を見て、「CT撮ったほうがよさそう。」と、CTまで。
結果、「第5腰椎分離症。疲労骨折や。オーバーユーズやな。このままやったらすべり症になるで。」との診断でした。
ま!さ!か!の診断に、息子も私もびっくり。
これから、コルセットを巻いて、「三ヶ月スポーツを全てストップするべきだ」とのお話に、息子は、涙。
アメリカからわざわざ、日本一のチームの練習に参加するために、渡日したのに。
ダイビングの予約を入れて、楽しみにしていたのに。
初めて、子どもだけで、大きなプールに行こうと、約束していたのに。
きっと、色々な感情が湧いてきたんだろう。
私は、息子の背中をさすりながら、先生の話を聞きます。
ここで見つかったのは、ラッキー。
今なら、回復する可能性が高い。
長くバスケがしたいなら、今は一度休むのが、自分のため。
息子は、泣く泣く、コルセット生活を受け入れました。
帰り道、息子はぽつんと呟きました。
「(双子)に、また抜かされる」
頑張り屋さんで、自分のやりたいことを、一歩ずつ進めていける息子。
今は、休むことを一番に。
息子の「楽しい!」を、一緒にたくさん見つけていこう。
アメリカでの我が家の日常や子育て、
日米で小中高大の教員経験のある我が家の目線から、いろいろお届けします。
皆さんの家庭教育や子育て、夫婦の形、自分の人生についてのお話も、たくさん聞かせてください。
いつか、オンラインやインパーソンで会える日を願って!!