「柔らかさ」と「しなやかさ」
このことがばが大好きなんですが
というのも
わたしにこのふたつがないのが
その理由
そして
私自身は頑固で融通がきかず
行動そのものも滑らかとはいかない
そんな角張った自分の性格や言動の
自分がバレエと出会い
そのしなやかで柔らかな表現にあこがれを
もつのは自然の成り行きでした
もちろん
バレエには、強さや瞬発的な力も
併せ持っていることは十分承知して
いるつもりです
当然バレエの踊りや表現に魅入られて
いるのですが、その根底にある
人への優しいまなざしが
一番惹かれる理由なのかもしれません
人への優しいまなざしは
人間そのものの考え方にも影響があり
柔軟な思考は
様々な出来事に対応し
しなやかに人とのコミュニケーションを
とることができる
まったく
わたしに無いものばかりです
多くの場合
バレエの優雅さ、上品さなどの
立ち居振る舞いなどに
目線が届きそうですが
じつは
伝統にあぐらをかいているわけじゃなく
常に時代の変化に敏感に
しなやかに対応し
新しいものを柔軟に加えているから
それがバレエのもう一つ魅力なのだと
