日本のバレエは、どこから始まったのでしょうか。
それは、遠い異国の劇場ではなく、
海に面した静かな場所でした。
七里ヶ浜
この場所は、
日本におけるバレエ発祥の地のひとつとして語られています。
まだバレエが“日本のもの”ではなかった時代、
それは異文化として、そっとこの地に降り立ちました。
けれど、その歩みは決して穏やかなものではありませんでした。
時代は戦争へと向かい、
多くのものが失われていきます。
シベリア抑留
人が奪われ、時間が途切れ、文化もまた断絶される。
バレエも例外ではありませんでした。
それでも――
消えなかったものがあります。
それは、記録ではなく
言葉でもなく
身体の中に残ったものでした。
回ること。
跳ぶこと。
音に合わせて、呼吸すること。
それらは技術としてだけでなく、
誰かの身体から、次の誰かへと受け継がれていきます。
バレエは、本や映像だけでは伝わりません。
人から人へ、身体を通してしか残らない芸術です。
だからこそ、途切れそうになりながらも、
完全には消えなかったのかもしれません。
そして今――
教室で踊る子どもたちがいます。
小さな手を広げ、
一生懸命に立ち、
音楽に合わせて身体を動かしている。
その姿は、ただ“習っている”ように見えるかもしれません。
けれど本当は、
長い時間を超えて残ってきたものに、
静かに触れているのです。
日本のバレエは、
優雅さから始まったのではありません。
異国の海辺に降り立ち、
戦争という断絶をくぐり抜け、
それでもなお消えなかった“身体の記憶”。
それが、いまへと続いています。
子どもたちは、
ただ新しいことを学んでいるのではありません。
知らないうちに、
受け継がれてきた時間の中に立っています。
だからバレエは、
単なる習い事では終わらないのです。
七里ヶ浜から始まったものは、
過去の出来事ではありません。
それは今も、
静かに続いています。
なぜ今、こんな話をするのか。
いま、子どもたちが踊っているバレエは、
ただ新しく始まるものではなく、
長い時間を超えて受け継がれてきたものだからです。
その背景をほんの少しでも感じることで、
一つひとつの動きや時間の意味が、
ほんの少しだけ違って見えてくるかもしれません。
それは、上手に踊るためではなく、
バレエというものと、静かに向き合うために。
もし心に残るものがあれば、
その感覚のまま、少しだけ体験してみてください。
特別な準備はいりません。
はじめての方でも、大丈夫です。
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