私は現在、個人的楽しみで語学(ロシア語)を学んでいます。
月に2度ほど、約45分(~1時間)ずつオンラインで語学のネイティブの先生とお話する機会があります。
その45分は基本的に日本語を使わず日常会話や最近思うことを話すのですが、もっとうまくできるようになりたいと思うことが
出てきました。
それで毎朝起床後にレッスンで過去に使用した教材やラジオ講座を聴いていた時の短めの文章を音読することを始めました。
レッスンとレッスンの間の約2週間は同じ文章を毎朝(朝できない時は夜に行う、朝も夜もできない時は翌日行う)1回読むようにします。掛かる時間は5分と掛からないです。
最初は過去に使用した文章でもどう読むか忘れていて、音読し通すのもやっとと思うことがあります。
しかし、毎朝毎朝続けていると、音読がスムースになっていきます。文章から取れる意味合いも以前取れていなかった以上の意味が取れてきます。
それでレッスンを受けると、以前より自分の言いたいことが伝えやすくなったような実感をもてたりします。また、先生の反応からも以前より話す内容が良くなったような感触が得られたりします。
気を良くして最近は朝と夜に別の文章を1回ずつ音読するようにしているのですが、最近のレッスンでますます会話がより良くなるのを実感できました。
そして、短時間の語学の楽しみがより充実してきて幸せだなと思う気持ちも増しています。仕事や日常生活での日本語での意思の疎通の向上にも繋がっているのを感じています。
私達は普段、無意識に自分自身に声かけをしています。コーチングではこれをセルフトークと言います。
また、ゴールを実現した未来の自分の臨場感を高める言葉を意図的に作成し自身に語り掛けるアファメーションというのもコーチングにはあります。
いずれも未来の自分に相応しい言葉かけを今するというものですが、自身の語学での経験から、セルフトークにもアファメーションにも同じことが言えると感じます。
最初は望ましいと思っていても口馴染むものではなかった未来の自分を表す言葉が、いつしか口馴染み、言葉掛けから立ち上がるイメージも馴染むにつれて臨場感が豊かになってくるのだなというものです。
セルフトークは無意識に1日万の単位でしているといいます。しかし、未来の自分に相応しい(しかし、馴染みが最初は薄い)言葉掛けも、短時間でも意図的に毎日毎日繰り返していくと、血肉化される実感がもてます。
私の語学での経験ですが、未来の自分はこのようだという宣言的な表現(=アファメーション)、こう語り掛けているという言葉(=セルフトーク)、ともに繰り返していると口馴染み、周りの人にも変化が伝わるようになります。自分でもプラスの変化が実感できる場面が出てきます。(そんな時にはすかさずYes,I'm good!と自分に肯定的な言葉掛けをし、成功体験をしっかり味わいます。)
セルフトークもアファメショーションもご自身の望みのように変えていき、自身にとって望ましい無意識の自分らしさの一部にしていくことができます。