今週は珍しく、朝から夕方まで事務所を出ることのない日が二日もありました。
かといって、デスクワークをしていたわけでなく、ずっと人と喋りっぱなしの二日間。
午前中は、アルバイトさんの採用面接、午後は本社のドライバーさんたちとの個別面談です。
先生 その668
シンプルタスク の馬見塚さんから、毎月メンタリングを受けるようになった影響でしょうか、リーダーたちが様々な気づきの中から、自発的に動き始めてくれています。
その中でボクにしかできない役目として、「ドライバーたちと個別面談をしてほしい」という要望をいただき、短い時間をやり繰りして、面談をさせてもらいました。
今回面談をしたドライバーさんたちは、入社10年未満の人たちがほとんどですが、「もっとこうしたい」「こうなったらいいのにな」という問題意識を、それぞれに教えてくれました。
恥ずかしい話、ボクが気づかなかった問題も、たくさんあります。
もちろん、ボクに対しての厳しいご指摘もいただけました。
・もっと現場のスタッフのことを見てほしい、愛してほしい
・リーダーたちに、もっと権限を与えて、曖昧な判断をさせないでほしい
・短くてもいいから、リーダーたちに朝礼を習慣化させてほしい
・専務の言いたいことを、僕らにちゃんと伝えられるリーダーは、ほとんどいませんよ
特に3, 4番目の指摘は、大問題ですね。
「オレの言いたいことは、分かっているはず」は、ボクの思いあがり
嫌がられても、ウザガられても、素直に伝え続けていきます。
そんな中で、入社二年目・ナカジーの言葉にはハッとさせられました。
「ナカジーが、この仕事を続けられた理由って、何だと思う?」
「仕事が毎日あることです。仕事がないことが一番つらいですから」
3月4月にボクが痛感していたことが、11月になると「仕事があるのが当たり前」という甘さに、変わっていたような気がします。
元々仲間と大工のシゴトをしていた彼は、仕事を受けられないことの辛さが身にしみていたんですね。
仕事ができる毎日がありがたい。何気ない一言で教えてくれたナカジーに感謝です。
今までも、たくさんの人たちのお話を聴いてきて、いつも感じていたのは「この話を○○さんに聴かせてあげたい」という妄想です。
洗脳したいというつもりはありませんが(笑)、絶対に心で感じるものがあるはずだから。
本物のスゴさは、本物に触れることでしか、感じられないはずだから。
先生 その667
そんな夢が一つ叶いました。
息子の通う中学校に、鬼丸昌也さんをお呼びして、PTAと生徒会での合同教育講演会を開くことができたのです(^-^)d
最初の根回しは、今年の3月でした。
教頭先生に、テラルネッサンスのマンガを貸し出して、職員室で回し読みをしてもらうところからスタート。
毎年講演会を主催している、PTAの研修委員会のお母さんたちに賛同してもらって、あっさりOKしてもらうことができちゃいました。
そしていよいよ、講演会当日。
守谷駅で鬼丸さんと待ち合わせして、ぼくら二人の大好きなラーメンランチに向かいます!!
ご招待したのは、もちろんこのお店「拉珈酒亭」
花鰹ラーメンに、鬼丸さんもご満悦してもらうことができました!!
中学校に案内する道中や、学校についてからも、鬼丸さんは学校や地域の雰囲気を、さりげなく聴きだしてくれます。
ボクの息子の学校は、特にヤンチャな子もいませんが、ボクの眼から見ると冷めた子が多いのです。
しかもボクの力不足で、お母さんたちの集まりも少なかったのが、ちょっと残念でした。
生徒たちの聴ている姿勢に合わせながら、大人向けの講演会の時とは違ったアプローチで、鬼丸さんは語りかけます。
中学生の心に響くようなメッセージを交えながら。
子供たちは、ボクが思っていた以上に真剣に聴いてくれていました。
そして、先生方も、参加してくれたお母さんたちも。
直接、感想を聴くことはできませんでしたが、会場の空気はすごく善かったと思います。
どうせなら、中学生という一番多感な時期に、鬼丸さんのような、本当に輝いている大人の話に触れてほしいですからね。
おせっかいと思われてもいいから、これからも、先生、生徒、そして親が一緒に話を聴いて学べる機会を増やして行きたいと思います。
夢を叶えてくれた、鬼丸さんはもちろんのこと、中学校の先生方、PTA役員の方々、そして生徒たちに感謝です!!
最近、ますます文章が支離滅裂で、まとめることができず困っている稲葉です。
昨日の続きになりますが、この調子で続けて行くと、一週間は高野登さんのお話になってしまいそうなので、ボクが心に響いた言葉を、「高野語録」としてご紹介していきます。
先生 その666
・人と違った視点で物事を見る力をつける
例題として、こんな話をしてくれました。
「違法駐輪が絶えない駅前の広場に、「駐輪禁止」ではなく、どんな看板を書いたら減らすことができるか?」
高野さんが出してくれた一つの答えがこちら
「いらない自転車を、ここに置いていってください」
一休さんのような話ですが、「なるほど~」と、まさに目からうろこが落ちました。
・リッツカールトンのクレドは、すべて一人称。「私たち」ではなく「私」が主体
一人一人が、「自分は何ができるのか?」を、毎日考えて行動する習慣づけをしているそうです。
・入社したばかりの社員に、モチベーションはないと思え
モチベーションが高いと錯覚するのは、テンションが高いだけのこと。モチベーションは上げるものではなく、深く掘り下げていくものである。
・リーダーは「人を使う」のではなく、「人を活かす」
「人が相手を使おうとすれば、相手は「使われまい」という意識が出て拒絶が生まれる」
まだまだたくさんあるのですが、あえて一番響いた言葉がこちらです。
・戦略というのは、「戦うことを略すること(はぶくこと)」
だからリッツカールトンは、戦略を大事にする
リッツカールトンの創業メンバーが愛読していた書物の一つが、孫氏の「兵法」だったそうです。
アメリカで産まれたリッツカールトンですが、ホテル業界の常識を変革した背景にあったのは、東洋的な哲学だったんですねぇ!!
リッツカールトンの戦略は、他のホテルがやらないサービスを追求してきました。
例えば「100万円のカクテル」
男性が婚約者のために、マティーニをオーダーすると、仕上げのオリーブの代わりに、婚約指輪をそっと入れて出すという、イキな演出です。
高野さん曰く「二番煎じを期待するんだけど、他のホテルはやりたがらないんだよね」
まさに、独自性だけで戦わずして勝っています!!
そして懇親会でも、高野さんとじっくりとお話をさせていただいた結果、「リッツカールトンに一度は泊ってみよう」と決心しました。
まずは悌子が断乳したら、おゆきちゃんを労って、二人で贅沢な時間を過ごしにいきます!!
今まで色々な本を読んできて、「この著者に会ってみたい、お話を聴いてみたい」と願っていた夢が、かなりの確率で叶ってきました。
そのたびに、深い気づきと感動をいただき、このブログで紹介しつづけてきましたが、昨日の出会いは全部詰め込みきれないくらいのボリュームになりそう!!
ちょっと頭をひねりながら、お伝えしたいエッセンスを凝縮していきます。
先生 その665
元リッツカールトン日本支社長であり、人とホスピタリティ研究所代表の高野登さん。
鬼澤さんと、雇用人材協会さんのおかげさまで、贅沢にもランチから夕食までの時間を、ずっとご一緒させていただきました。
予想していたとおり、立ち振る舞いそのものが、本物の紳士の風格を感じます。
最初は緊張しながら同席させていただき、ランチをご一緒させていただいたのですが、品のあるジョークでボクたちを和ませてくれました。
そもそも、ホスピタリティという言葉の意味を、ボクはなんとなくでしか分かっていません。
サービスとホスピタリティの違いは何なのか?
高野さんは、「気づく」力と「気遣う」力があって、ホスピタリティが成立すると教えてくれます。
例えば、講演会の時に、講師さんに用意するお水。
ホテル開催の場合でも、最近はペットボトルで出される場合が多くなってきたようですが、大抵は空のグラスが用意されます。
これをマニュアル通りの場所に、セッティングしておくのがサービスです。
それに対して、講演の数分前に、係の人が講師の元に近づいて、
「最初の一杯目は、私が注いで用意してもよろしいでしょうか?」
と、さりげなく聴きに行って、それにしたがって用意するのがホスピタリティです。
この数分前と言うのが、大きなポイントなのかもしれません。
それ以上前だと、グラスにホコリが入ってしまう可能性があるし、キャップを閉めたままでは、開けて注いでいる間、講師の話に余計な間ができてしまいます。
っていうのは、ボクの考え過ぎかな?
ちなみに、リッツカールトンホテルの従業員さんたちは、休憩時間にドリンクを飲む時、ペットボトルからのラッパ飲みをしないそうです。
グラスに注いでから、飲み物を飲むメンタリティを、普段から意識付けしていなければ、お客様の前で紳士淑女の振舞いができなくなるからです。
って、ここまで書いてだけで、結構長くなっちゃったじゃん!!
もっと、高野さんのお話は、シェアさせていただきたいので、続きは後ほど(^-^)/

