人間ドック2023年!バリウムに代わる新たな脅威現る!! | 『5時からアイドル』まきりん社長ブログ

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朝は「仕出し屋まきりん」からスタートし、昼は「株式会社のびあという企画とPR会社の社長」、夕方は「5時からアイドルまきりん」となる人のブログです。
もと金髪長女とW王子こと双子男子の母で岩手県滝沢市在住。
カラオケの十八番は「あゝ無情」

気づけば2023年もあと2日。
 

もう来年でいいかぁ~と思いながらもこのネタと青森ネタだけは

やっぱり記しておかねば!!と思い、書くよ。

 

 

12月といえば

私にとって年に1回の人間ドックの月でもある。

 

これまでも数回、ブログにも書いてきたと思う。

 

 

 

 

 

数ある項目のなかで、私は「バリウム」がいちばん怖いと思っていた。

が、しかし、!!
今回、バリウムのはるかに上を行く怖いものが見つかったのだ

 

 

その名は

「肺活量検査」である

 

 

なぜ、この存在を忘れていたかというと
コロナ禍の間、この検査、除外されてたのよね。

 

除外されるぐらいなんだから、やらなくていいじゃんと思うのだけれど
コロナ五類移行とともにシレッとベーシックコースに復活していたのだ。

 

 

まず肺活量検査はどういうものか?

このURLにある字はすっとばして、イラストだけ見てほしい。

このイラストにあるサラリーマンみてても辛そうじゃない?

 

 

 
 
 
私ね、どうもこの検査と相性悪いみたいなのよね。
 
折しもこの日、会場には、研修中の学生さんが入っていて
眼底検査やエコーなどでも学生さんが担当していた。
 
 
肺活量でも私の担当は学生さん。
 
「吸って、吸って、吸って、はい、一気にそれを吐きましょう、まだまだまだ」
「高橋さん、ちょっと横から息がもれてるみたいで全部、こちらに入ってないみたいなんです。
なので、なるべく、横からはみ出さないように、全部、この筒に向かって、イッキに吐いてくださいね」
・・・・とこの時点で、数回は直された。
 
 
何度か苦労したけど、まあ、データーもとれたみたいだし、あとはいよいよバリウムか、、、、と思って
胃検診の周辺にある椅子に腰かけ、大好きな家庭画報をよみはじめたその時だった。
 
 
バタバタバタ、、、と私めがけて、走ってくる技師1名(女性)
 
「高橋さん、申し訳ありません!
さっきの肺活量のデーター、とれていない数値があるんです。
このままでは結果を全部だせませんので、もう1回、検査室に入ってくれませんか?
今度は、私がとりますので!!」
 
 
え? そんな、
わたし、結構、頑張ったよ、、と思いながらも、
まあ、学生さんだから仕方ないか、、と
しぶしぶまた検査室に入る。
 
 
その間、そのバタ子技師(年齢不詳)は
「ええ、今度は私がとりますので」を3回は繰り返したと思う。
よほど自信があるらしい。
 
 
椅子に座り、口にくわえ、スタンバイ。
バタ子はいった。
 
「吸って、、、はいて、、吸って、吸って、吸って、
はいっ、そのまま、一気に吐く、、、、全部、吐く!!」
 
こわい、怖い、バタ子の形相がこわい。
 
 
「あー、高橋さん、私、わかりました。
高橋さんの場合。この下ほっぺと下の歯茎の間にたまるんですよ、吸ったものが。
そのたまったものを、ここに、これに全部、吐くのです!!」
 
と勝利の女神のようにマウスピースを突き出したバタ子。
 
・・・いってることはわかるが、
どうやれば、下ほっぺと下の歯茎の間に空気をためずに吐きだせるか
それ教えてくれなきゃ、わかんないじゃないのよ?
 
 
だいたいにして
昨日の20時から私しゃ、何も食ってないんだぞ、
吹奏楽部の生徒でもないのに勢いよく出せるかって!
そして、
いっちゃ悪いが、私、2回目だよ、これ、さっきやったばかりの2回目。
インターバルなしの2回目!!
 
、、、、、というありったけの文句を、わたしは視線に込め、
バタ子を熱く見た。
 
 
バタ子はいった。
「あのね、高橋さん、これはとても大事な検査なんです。
器官が狭くなってたりすると飲み込むものも飲めなくなるんですよ」
 
 
バタ子よ、わたしは検査の意味を知りたいわけではないのよ
私の抗議の視線を「なぜこんな検査をしなきゃいけないの?」と君はとらえたのだな。
 
 
そんなこんなで何度、バタ子の特訓に耐えただろうか。
ついに息もたえだえになってきた私は
「もう、じゃあ、測定不能で結構ですから!!」と言おうとしたその時、
 
「うーん、まあ、これでよしとしましょう」
とバタ子がいい、突然、私は解放されたのだった。
 
 
やれ、やれ、これでやっとバリウムへいける。。。
今までこんなにもバリウムを切望したときは過去にはない。
一刻も早くこの検査室を出るんだと急ぐ私にバタ子はいった。
 
「高橋さん、来年、来るときまでに練習をしてきてください」
 
いうなり、ティシュを1枚とりだし、バタ子は私の目の前にかざした。

「いいですか、このティシュに向かい、フッー!!と思い切り、息を吐くのです、
高橋さんの息の力だけで、ティシュが揺れれば、それは成功、揺れなければ
息が横にもれているということなのです。
できたらティシュがこう、上へ、向こうにこう揺れるぐらいだと良いですね!!」
 
、、、とバタ子はティシュをまるでブランコが揺れるがごとく、勢いよく揺らしてみせた。
 
「こうです!こう!!」
 
 
バタ子よ、あなたの職業意識が高いのはよくわかった。。。
私、1年間、ティシュの練習に勤しんで、人間ドック受けるぐらいなら
肺活量を来年はコースから除外しますって。
 
そう反論する気力はもはや私にはなく、
「いやだよー」と目力に込め、口元だけ曖昧にほほ笑み、
検査室を出た。
 

そして、よれよれの身体で私はバリウムIN宇宙遊泳した。
や、こっちの方が数倍、楽だわよ。
 

あまりに疲れたみたいで、この日の昼食の写真がなく、
全く別の日の健康和食。
 
 
 
<追伸>
この日も知人の滝沢市民と会いました。
病院で会うとか健診で会うとか、これ50代以上あるあるなんだな
 
 
 

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