旅にでると必ず定期観光バスに乗ることにしています。
今回はJR西日本バスの定期観光バス「越前めぐり」に乗車。
、、、とその前に
初日の近江町市場リベンジ!!
朝食は海鮮丼でDON!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240706/09/novia-jyosi100/c1/b8/j/o1536204815459853422.jpg?caw=800)
、、といっても店内は私ひとり。
土曜日の朝でこれなんで、やはり近江町市場の混み時間は昼なんですねぇ。
お土産店や魚店も開店準備中で、値札を貼ってる最中。
越前ガニを買って送ろうかと思ったものの蟹専門店のお兄さんいわく
「地元産は今、水揚げ少ないし、美味しいのは冬」とのこと。
その正直な助言に従い、プラプラと朝散歩して金沢駅へ戻ります。
9:10金沢駅発の越前めぐりに乗車。
乗客は25人。
バスガイドさんの案内で、能美市にある「松井秀喜記念館」の屋根を一瞬だけ見て
右に日本海の高速道路を進みます。
最初の観光地は東尋坊~!!
火曜サスペンス劇場よ!
船越英一郎演じる刑事に「生きて罪を償いなさい」と諭される
「犯人逮捕or自供の地」
三陸海岸の感覚だとわりと淋しい道を下っていっての先端、、、なので
そんな感じかと思っていたら、
土産物や飲食店が左右に10軒ぐらい並んでいます。
そしてこの岩場cafeの前がいきなり東尋坊です!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240706/09/novia-jyosi100/f7/93/j/o2048153615459859313.jpg?caw=800)
じゃじゃじゃじゃーん!(火曜サスペンス劇場のBGMのつもり)
私のスマホでは入りきらないけれど
こういう風景がいきなり目の前にドーンと、ドーンと出現。
後ろには岩場cafeと土産物屋と50Mの展望タワー、
眼下がこれ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240706/09/novia-jyosi100/da/82/j/o1477110815459860524.jpg?caw=800)
↓先端まで追いつめられた犯人の役。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240706/09/novia-jyosi100/f6/e7/j/o2048153615459860715.jpg?caw=800)
今回のバスツアー、
女性のおひとり様参加が私含めて3人いました。
東尋坊で、「おひとりですか?」と話しかけたのをきっかけに
3人でまわることにしました。⇒こういう出会いがまた楽しいのよ。
19才の鹿児島出身大学生(ピチピチ)
55才の関西出身ヨガ講師(私よりはピチピチ)
59才の私
東尋坊ではガイドさんから
「遊覧船に乗る方は岩場を散策するのはあきらめて30分乗ったらあとは昼食をとってください」
と言われてはおりました。
でもここまで来たら3人とも「乗ります!」で一致。
、、、ってなことでこの船着き場まで結構な下り坂と階段です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240706/13/novia-jyosi100/15/82/j/o1108147715459936417.jpg?caw=800)
でもね、ここの遊覧船、値打ちあります。
解説のお兄ちゃんは面白いし、海から見るとこの奇岩ぶりがよーくわかる。
いちばん高いところから海までは25メートルあるそうで
バスガイドさんが車内で
「立って歩けるとこまでで止めて下さいよ。
四つん這いにならなきゃいけないようなとこには
その先に行かないでください」と注意喚起してましたが
いるんですって。
「ここから動けません、助けてください」と電話する人が。
安心してください。
高所恐怖症の私には眼下の海を覗くなんで無理です。
きっかり30分、遊覧船を楽しみ、来た道を今度は登り、、、
「お昼よりもまず写真!」と火曜サスペンス劇場ごっこに興じる。
気づけば集合時刻まであと20分、、、
ここで食事を決してパスしない私たち。
この残り20分でこれまた福井名物の「ソースカツ丼とおろし蕎麦セット」を注文
まるで罰ゲームのようにわずか10分で食べてきました。
(蕎麦もソースカツ丼もどっちもそこそこの量でした)
お腹は落ち着かないけど、最高の天気に恵まれ
心は満足し、次の目的地に向かいます。
さて、福井県というところは
「観光地がみんな近い!」らしく、30分走ったら丸岡城につきました。
丸岡城は柴田勝家が1576年に築城した城。
現在の城は昭和30年に修復されたものだとか。
私は丸岡城よりもバスを停めた「日本一短い手紙の舘」の方が面白く
、、、というより冷房効いてるのが嬉しく。
毎年、40字以内という縛りで
コンクールしているそうです。(本も出てました)
「(審査員の)パックンって何している人ですか?」と19才大学生に聞かれ
「うーん、テレビにでてる人」と大雑把に答える50代2人、ごめんね。暑かったのよ。
そしてバスに乗り、最後の観光地である永平寺へ向かいます。
やっぱり30分の距離ですと。
ここは曹洞宗の大本山でその歴史は770年。
修行僧は「雲水(うんすい)」と呼ばれおり、全国から集まった雲水が
日々、厳しい修行をしている、、、と入ってすぐの部屋でビデオ見ました。
ちなみにお坊さんたちの撮影はNGです。
永平寺も一歩外へでた参道は土産物やであふれ、
こうした煩悩を断って
寺で修業しているのね、、、
煩悩にまみれた観光客はバスが停まった土産物店で
「疲れたねー」と「だるまプリン」をオーダー。
3種類違う味を頼んでシェアして食べました。
こうして定期観光バスで3か所巡り、
18:15に金沢駅着。
バス旅はいいよおお。
なんといっても効率よく観光地を回れるし、
そしてやはりバスガイドさんなのよお。
寺院や城はガイドさんの解説きくから幾分わかるわけです。
、、、それにしても最近のバスガイドさんは歌わないのね。
さてさてすっかり仲良くなった私たち3人、
「夕飯を一緒に食べましょう!」と
金沢の洋食店へタクシーでGO。
片町にあるグリルオーツカで食べるは
名物ハントンライス!
オムライスの上に魚のフライがのっていてその上にケチャップと
タルタルソースがかかっている金沢市の名物です。
この量で「中」です。
ここで本日中に東京へ帰るという19才大学生と別れ、
55才と59才は「金沢ライトアップバス」乗車
これね、土日限定でライトアップされた金沢市内のコースを走るバスチケット。
区間内はどこでも乗り降り自由です。
ライトアップというからには私は東京の夜景を想像しましたが
奥ゆかしい金沢にギンギラギンは合いません。
、、、って昼間走ったコースがうすぼんやりライトアップされている程度でした。
ただここで面白いことがひとつ。
こういうバスに乗るのって
全員THE観光客なわけです。
このバス、ガイドが乗っているわけじゃなく、
「次は〇〇です。~にお寄りの方は~」と録音した音声が流れるのみ。
なので
ライトアップされた城以外の建物を見ると
「あれが21世紀美術館じゃない?」の声があちこちから聞こえる。
もうこれがほんとに可笑しくて、
「21世紀美術館って金沢に何個あるのよ~」と2人でげらげら笑いました。
このバスで1周半ぐらいし、今日、何度めかの金沢駅で降車。
もう1軒、
ネットを見て探すわけでもなく、駅近くの赤ちょうちんに入り、
2人で冷酒辛口を飲みました。
今日はじめて知り合ったとは思えない、、
テキトーに歩いて発見した「のんきや」というお店
こうして、金沢最後の夜を満喫し、明日は富山へ移動します