夫と共に出席した
長男の卒園式
楽天で購入した
俊のスーツも
ばっちり
セレモニースーツを着て
親子３人で園に向かうときの気持ち
とても軽やかで
少し寂しいけど
子どもの成長を
一緒に喜べる夫がいてくれることに
とてもとても
ありがたさと心強さを感じました
式は言葉にならないくらい
胸がいっぱいになりました
登園を開始した当初は
幼い子どもを預けて働くことに
罪悪感が消えませんでした
仕事を終えて迎えにいくとき
お友達のほとんどが
帰宅した園内は
静かで
待たせてしまったことを
申し訳なく思いました
家に帰ってからも
バタバタとお風呂に入ったり
着替えたりして
あっという間に寝る時間
翌朝も
ゆっくり過ごす暇はなく
時間に追われ
流れるように生活していました
子どもの成長を
しっかり見て来られたかと言うと
明らかに足りんやろなと
自覚がありました
そんなわたしに
優しく声をかけてくれたのは
園の先生たちでした
わたしが迎えに行くと
「おかえりなさい」
「おつかれさまー！」と
笑顔で話しかけてくれました
先生たちだって
ずっと仕事をしていて
先生の方こそ
お疲れ様なのに
わたしの子育ては
いつもいつも
仲間がいました
園の先生や同居の義母さん
駐車場ですれ違う
ママさんたち
ひとりでできることなんて
ほんまに小さくて
ちょっと強い風が吹くだけで
心はグラグラ揺れました
保育園で過ごした３年間は
とても濃くて
有意義で
忘れることのない時間になりました
あんなに幼かった俊が
めっちゃ大きくなりました
子どもの成長を
一緒に喜んでくれる先生たちに
どんな言葉をかけたら
感謝が伝わるんやろか
そう思っていたのに
卒園式の途中から
担任の先生が
ハンカチをおさえて
ずっと泣いている姿をみて
わたしも涙が止まらなくなりました
本当に本当に
感謝しています
自分の大切な子どもを
何時間も預けて
安心して働けたのは
先生たちのおかげです
保育士さんって
ほんまにすごい職業です
ここで過ごす３年間は
幼少期の大部分をしめています
この園でお世話になることができて
本当によかった
卒園児たちが歌ってくれた曲
大きな声で
元気いっぱい
たくさん練習したんやろなと思います
子どもたちの将来が
明るくて幸せな日々であって欲しいと
切に祈りました
わたしたち大人にできることは
子どもたちのために
より良い社会にすること
豊かな資源を残してあげること
自分たちの子どもだけでなく
園児すべてが
かわいらしくて
愛しくて
大切やなって思いました
子どもがかわいいなんて
思ったことのなかった人生
子どものかわいらしさに
気づかせてもらえてよかった
保育園の入り口に
「卒園式」と書いた看板を
つくってくれていて
その前で写真を撮るために
列ができていました
夫と俊、わたしで並んでいて
気づいたんやけど
写真を撮ってくれるのは
列に並んでいる次の順番の人で
ちゃんとリレーみたいに
バトンタッチしながら
撮っていくんです
こういうところ
いいなーって思いました
夫がですね
途中から号泣していまして
何ないてんねんって
つっこみをいれたかったのに
夫の涙を見たら
わたしももらい泣きしてしまい
夫婦で号泣
それをみていた隣のご夫婦も
一緒になって号泣
式が終わって
園舎から校庭に出る時に
担任の先生に挨拶してから
出ていく感じなんやけど
わたしが挨拶したら
先生は
「俊くんママは、来週もくるやん笑
ひーちゃん寂しがるかもしれんから
心配やけど
大丈夫やでって言っておいてな
あと１年よろしく！」
と言ってくれました
そうだった。
めっちゃ感傷に浸ってたけど
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