夫が帰る日
GW中なので
保育園は休み
わたしは施設勤務なので
朝から出勤予定
夫が帰ることは
帰宅した日に
子どもたちへ伝えてあって
一緒にいられる時間を
カウントしながらの
毎日でした
それ自体が切なくて
カウントダウンが嫌で嫌で
お酒を飲んで忘れてしまいたい~って
思ったんやけど
子どもたちには
そんな逃げ道はなく
逃げられん子どもたちを横目に
わたしだけ現実逃避するなんて
無理やなーと気持ちがあちこちへ
飛んでしまう
帰る日の前夜は
泣きながら眠りについた子どもたち
「朝おきたら
パパおるん?」
「勝手に帰ったりせーへんわ
起きるまで待ってるで」
「やっぱり帰るんや」
「・・・・ごめんな」
わーん
夫にくっついて
眠った子どもたち
そして朝。
わたしが起きると同時に
俊もむくっと起き上がり
すぐに夫の存在を確認
夫にくっつき
再度眠りにつく
夫が帰ったら
子どもたちは荒れるやろな・・
わたしがいればよかったんやけど
仕事で不在やし
両親にはほんまに
迷惑をかけてしまうわ
朝ごはんをつくり
夫のためのおにぎりを準備し
子どもたちのお昼のお弁当をつめ
台所仕事がひと段落したころ
夫と手をつないで
俊と仁が居間にやってきました
俊はすでに泣いていて
仁は夫にしがみついて
離れない
わたしが出勤するまでの時間は
あと40分くらい
困った
保育園経由ではいから
少し余裕のある朝やけど
どよーんとした気持ちで
悲しい
わたしが家を出る時も
俊と仁は夫から離れず
見ていられんほどでした
仕事を終え
家に帰ると
あれ?
家の空気があかるい
てっきり泣きつかれて寝ているか
へそを曲げているやろと
想っていたんやけど
「ママおかえりー
あのな、パパな、
次は8月8日に来るん」
え?
それ確定?
母さんの方をみると
笑いながら
今のカレンダーをめくって
8月8日にくるっとついた
〇印をみせてくれました
次に会える日を約束して
プレゼントの内容も決めて
帰って行ったらしいんやけど
俊と仁はちゃんと
「またね」が
できたんやて
漠然とした不安が
次に会える日を約束することで
少しだけ前を向けたんかもしれん
だってわたしも
あと3か月でまた会えるって思えば
心が軽くなったから
そうか
3か月か
きっとあっという間やな
母の日
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年に一度の母の日に
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