故人を想う | 農家の嫁の実情

農家の嫁の実情

農家の嫁。7歳児(俊)と6歳児(仁)の母。義両親、子どもたちと暮らしています。半年間家出していた夫が帰ってきて、農業をやめてサラリーマンになりたいと。 就活が実り現在夫は単身赴任中。わたしも介護施設に就職し、大変だけどささやかな暮らしを楽しんでいます。

両親はお盆を

とても大切にしていますおじいちゃんおばあちゃん

 

 

 

時間をかけて準備をすすめ

ご近所や本家、親戚への

あいさつ回りのための

買い物をしたり

初盆さんのところへ行ったり

 

 

 

 

わたしはずっと一人暮らしで

お盆といえば

ゴールデンウィーク並みに

どうしたらいいんかわからん連休で

お盆が終われば

秋がくるなーくらいにしか

思っていなかった

 

 

 

嫁に来て

田舎のお盆の過ごし方をみて

めっちゃ衝撃やった

 

 

 

都会では

お盆=旅行

みたいなイメージやったけど

 

 

 

わたしが住んでいる地域では

お盆は仏様と向き合うための

大切な日だった

 

 

 

旅行に行っている家庭はなく

むしろ忙しく

あちこちの家にいくから

お茶菓子を準備したり

果物を冷やしたり

普段以上に気を遣う

 

 

 

ご先祖様を迎えるために

子どもたちと一緒に

精霊馬や精霊牛をつくる母さん

 

 
 

 
 
子どもたちと一緒に
畑からナスとキュウリを収穫するところから
始まる
 
 
 
 
わたしは嫁ぐまで
ナスやキュウリを収穫することも
なかったし
仏壇もなかったし
お盆にあいさつ回りをする親戚も
おらんかった
 
 
 
うちの子どもたちは
両親と一緒に
いろいろ教えてもらいながら
仏様やお盆の過ごし方など
たくさん教えてもらいながら育ってる
 
 
 
いいことやなって思うし
ありがたいなって思う
 
 
 
わたしも母さんを亡くしてるけど
想いを馳せることはあっても
お盆に母さんが戻ってくるための
準備をしたり
お盆を心待ちにすることって
なかったなー
 
 
 
両親には
とても大切な故人がおって
その方に会えるお盆を
とても楽しみにしている
 
 
 
仏壇の前にすわって
手を合わせながら
穏やかな顔で
10分以上座っている母さん
きっと話をしているんやろなと思う
 
 
 
 
母さんの背中をみていると
お盆の大切さがよくわかる
 
 
 
もう会えんくなってしまった人
忘れることなんてできるわけもなく
会いたくて苦しくて
そやけど会う術がない
 
 
 
お盆って
心の支えになるやろなと思う
 
 
 
会いたい人が帰ってくる
数日間やけど
一緒にいてくれる
 
 
 
目には見えないけど
帰ってきてくれた人に
お供え物をする
お線香をたいて話しかける
 
 
 
ご近所さんが
お赤飯をもってきてくれた
 

 

ありがたい

 

 

 

 

ここの地域のひとたちは

みんなお盆を大事にしている

 

 

 

その習慣が心地よくて

わたしもいつか

この世を離れたとき

こんな風に思い出してもらいたいな

 

 

 

 

星

 

 

 

 

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