vol.4094
日本人と欧米人は骨格が元々異なり、欧米人みたいなヒップから腰回りのくびれを作るためには、努力が必要になることが多いです
欧米人は左側のように元々骨盤(具体的には仙骨の傾斜)の傾斜が前方に傾いていて、腰が骨格的に反っている形状です
トレーニングしていない日本人がこのような構造を真似すると、腰に負担が大きくなり腰痛になるリスクが増します
では、日本人は欧米人のようなくびれはできないのかと言えば、適切な努力をすれば近づけます
さらに、この写真のように骨盤前傾が誘導できると、姿勢もよくなります
骨盤前傾後傾と腰の運動連鎖は、動作によって異なります
くびれ美人、ヒップアップを達成するためには、骨盤前傾に関わる筋肉の強化(腸腰筋、脊柱起立筋、多裂筋などの強化トレーニング)や骨盤後傾になりやすい筋肉のストレッチ(腹筋、お尻、太もも裏など)だけでなく、この骨盤前傾と腰の反りの運動連鎖を代償動作なくする訓練が必要です
↑例えば、このように座ってボールの転がりを利用しながら、骨盤前後傾しながら骨盤前傾の可動域を少しずつ大きくしていくなど連鎖を誘導する訓練をおこなってみてください
骨盤前傾位に上半身が前傾してはいけませんよ
くびれ美人やヒップアップを達成するためには、1つ1つの筋力トレーニングだけでなく、このように骨盤と腰部の協調性トレーニングがとても大切になります
そして、腰を守る腹筋インナーマッスルも合わせて鍛えていきましょう