vol.4006
瞬発力を上げるためには、カラダの使い方を向上させること(いわゆる技術)、ベースとなる筋肉量向上、そして瞬発力向上に適したウエイトトレーニングが必要不可欠になります
骨の成長が止まるまではカラダの使い方を向上させ神経系を促進させることにフォーカスをしていくことをオススメします
走る技術だったり飛んだり投げるなどを、まずはカラダの使い方を最適にできるように習得していくフィジカルの技術を高めておくことで、筋肉をつける効果がさらに出てきます
技術を高めて骨の成長が止まったら…
ウエイトトレーニングをガンガンしちゃいましょう
筋肉量を高めるビッグスリーやランジ、ショルダープレスなどを取り入れながら瞬発力向上に非常に効果的なパワークリーン、スナッチを取り入れてください
↑ハングポジションからのクリーン
↑ボトムからの本来のパワークリーン
サッカーやバスケットボール、バレーボールなどのスポーツでは本来のクリーンのように重心を落とすことが少ないため、このようなスポーツ系をされている場合にはハングポジションからもおこなうことをオススメします
この動画では60kgですが、瞬発力を高めたいなら体重の重さの負荷をを1回はできるようにしておく、できれば体重の1.25倍の負荷を1回挙げれるようになると素晴らしいと思います(20代男性を基準の数字)
なお、体重の1.5倍を1回できれば、かなりの瞬発力があると言えます瞬発力を必要とするスポーツなら多少技術の差があってもフィジカルでなんとかできる可能性があるレベル
体重の2倍を1回できるならば、瞬発力モンスターレベルで、そこにスポーツの技術をつけると日本を代表できるくらいのレベルになる可能性もあります(もちろんスポーツはフィジカルと技術だけではないので一概には言い切れませんが特異的に優位になるでしょう)
ハングポジションからのクリーンの方が動かす範囲が小さく、負荷は小さくなりがちですが、小さい可動域で大きな力を出す良いトレーニングとなりますよ
↑80kgハングクリーン
畑は始めるのが遅かったですが、ハタチ前後から取り組めば大幅に高い負荷を用いることができ、瞬発力を高めるトレーニングになります
80kgを片手スナッチできたら、瞬発力を必要とするどんな競技やっても大きなアドバンテージあるだろうなぁ
体重の負荷を片手スナッチできるようになれば、フィジカルモンスターといえるでしょう