vol.3902
「下半身を鍛えるためにはスクワットがよい」という声はよく聞きますが、フォームをチェックしてみると、膝に負担をかけておこなっている場合があります
スクワットは適切なフォームと負荷でできれば、加齢に伴い弱まりやすい下半身の筋肉をつけるのに効果的ですが、フォームが崩れると関節を痛めるリスクが増します(もちろんほかのエクササイズも同様です)
特に、重心を下げた時に、膝がつま先より前に出過ぎていたり(横から見た場合)、膝がつま先に対して内側や外側に過剰に傾いていたり(前から見た場合)、骨盤が後傾して腰が丸まっていたり(横から確認できます)する痛みを誘発しやすいフォームが見受けられます
「筋トレ初心者でもできる下半身トレーニングが知りたい」「スクワットは不安」「スクワットよりも簡単なものを教えほしい」「スクワットはどうやっていいか分からない」という方では、バックランジを取り入れてみてほしいと思います
↑動きはいたってシンプル
足を股関節の幅に開き、このように片足を後ろに滑らせていくだけです
片足を後ろに滑らせていきながら、前側の股関節を後ろに引いて上半身を前傾させていきましょう
片足を引いていくことで、スクワットよりも股関節を曲げやすくなりフォームを作りやすくなります
膝がつま先よりも過剰に前に出やすくなるということを防ぎやすいエクササイズでもあります
前足踵に荷重をかける感覚(踵で地面を押す)を持つと、前側お尻に効きやすくヒップアップ効果が期待できます
↑前から、つま先と膝が同じ方向を向いているかをチェックしてください
素敵な日曜日をお過ごしください