vol.3898
サッカー選手にとって、膝のケガ予防に必要不可欠な筋肉があります
それは…
内側広筋斜走繊維(VMO)です
サッカー選手は、ゴールキーパー含めどんな選手もインサイドキックという膝を外に開いて蹴るキックを使います
このキック時に膝が外側の捻る力が働くわけなのですが、それを制御してくれる筋肉がこのVMOというわけですこの筋肉が弱いと、外側広筋とのバランスが崩れ、脛骨の外側変位や膝蓋骨の変位につながり膝の痛みにつながりやすくなります
ちなみに、このVMOが弱いと内側靭帯や前十字靭帯にも負荷がかかるため、サッカー選手は鍛えておきたい部位です
このVMOは大内転筋(特に後部繊維)と繋がりがあるため、VMOトレーニングの前に大内転筋の促通エクササイズをおこなっておくと特に良いです
ポイントは膝を伸ばしきる最終可動域を疎かにしないこと、負荷を下ろす時にもボールをしっかり挟むこと、つま先を頭方向に引き上げておくことです
ご参考になれれば嬉しいです
サッカー選手の膝のケガ、外傷は仕方ないこともありますが、自爆は防ぎたいところですよね
畑もケガのないように努力します