vol.3848

競技特性がバランスを崩し、そのバランス不良がパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります

サッカーであれ、ゴルフであり、様々なスポーツでそれは存在すると実感しています

サッカーであればゴールキーパーを除くフィールドプレーヤーはどのポジションであれ、下半身優位になります

サッカー選手に上半身を主に使わせるトレーニングをさせたり、下半身と上半身を連動させるトレーニングをしてもらうと、意外と動きがバラバラだったり、うまくできない場合が多々見受けられます

ボックスジャンプだったり、タイヤ引きスプリントなどの速い動作だったり、スナッチやオーバーヘッドスクワットなどのウエイトトレーニングなどが苦手な選手が、フィールドプレーヤーでは多いです

我々トレーナー業界で言えば、「肩甲骨が使えていない」「下半身主動で腕が連動できない」という表現になります

サッカーはスプリントやジャンプ、相手と激しくぶつかったり、腕で相手を押さえる(ファールにならない範囲)ことがあるスポーツで、腕や肩の力、上半身と下半身を連動させることができるようになると、パフォーマンスが見違えるように上がってきます

さらに、このサッカー選手のフィジカル面での弱点を克服することで、膝や股関節、腰にかかる負担を減らすことができケガの予防にもなるのです

サッカー選手は、競技で発達しにくい、上半身を強化し、上半身の下半身を連動させていくことを私は強くオススメします
